マリアナ海溝の謎の音、AIの分析によって解明!長年の謎だった「低いうなり音と高音」の正体は?

イメージ画像 Created with DALL·E

 世界で最も深いマリアナ海溝から、10年以上前から奇妙な音が聞こえているという。それは、低いうなり音に続いて高音が鳴るというもので、科学的に未確認の巨大な海洋生物ではないかと噂されていた。

 全米海洋大気庁(NOAA)はこの謎を解明しようと、20万時間を超える録音データを人工知能(AI)を用いて分析した。

AIが解き明かした答えは「クジラの会話」

 そしてついに、その正体が明らかになった。なんと、音の発生源は「ニタリクジラ」だったのだ。ニタリクジラは世界中の海に生息する巨大な海洋哺乳類で、体長は最大で約15メートルにもなる。

 科学者たちは、ニタリクジラの謎めいた鳴き声は、広大な海中で仲間とコミュニケーションをとるために使われているのではないかと考えている。これは、遠く離れた場所からでも音が聞こえていた理由の説明にもなるだろう。

AIは未知の世界への扉を開くか?

 今回の発見は、AIが大量のデータを人間よりもはるかに効率的に分析することで、長年の謎を解き明かすのに役立つことを改めて示したと言えるだろう。

 もしかしたら近い将来、AIによってクジラの会話の意味を理解できるようになるかもしれない。そう考えると、ワクワクが止まらない。

【参考記事】
Unexplained Mysteries

【アトラス関連記事】
世界一深い峡谷に存在するアジア最大の樹木は自由の女神よりも背が高い!!
https://mnsatlas.com/?p=52862
映像の捉えられた絶滅種の古代ザメ「メガロドン」は本物だったのか
https://mnsatlas.com/?p=53150

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】


関連キーワード:, ,

文=ZENMAI(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
ミステリー&オカルト専門ニュースサイト「ミステリーニュースステーションATLAS」では、UFO、UMA、幽霊、怪談、都市伝説など過去から最新のニュース紹介。

ZENMAI(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)の記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

マリアナ海溝の謎の音、AIの分析によって解明!長年の謎だった「低いうなり音と高音」の正体は?のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング更新