マリアナ海溝の謎の音、AIの分析によって解明!長年の謎だった「低いうなり音と高音」の正体は?

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 世界で最も深いマリアナ海溝から、10年以上前から奇妙な音が聞こえているという。それは、低いうなり音に続いて高音が鳴るというもので、科学的に未確認の巨大な海洋生物ではないかと噂されていた。

 全米海洋大気庁(NOAA)はこの謎を解明しようと、20万時間を超える録音データを人工知能(AI)を用いて分析した。

AIが解き明かした答えは「クジラの会話」

 そしてついに、その正体が明らかになった。なんと、音の発生源は「ニタリクジラ」だったのだ。ニタリクジラは世界中の海に生息する巨大な海洋哺乳類で、体長は最大で約15メートルにもなる。

 科学者たちは、ニタリクジラの謎めいた鳴き声は、広大な海中で仲間とコミュニケーションをとるために使われているのではないかと考えている。これは、遠く離れた場所からでも音が聞こえていた理由の説明にもなるだろう。

AIは未知の世界への扉を開くか?

 今回の発見は、AIが大量のデータを人間よりもはるかに効率的に分析することで、長年の謎を解き明かすのに役立つことを改めて示したと言えるだろう。

 もしかしたら近い将来、AIによってクジラの会話の意味を理解できるようになるかもしれない。そう考えると、ワクワクが止まらない。

【参考記事】
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文=ZENMAI(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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