ノストラダムスの“2025年予言”は当たるのか?戦争、疫病、自然災害、水中帝国…

ノストラダムスの肖像画(1614年頃) セザール・ド・ノートルダムEnglish Wikipedia. Uploaded there by en:User:Sasha I, 14:24, 9 August 2006, パブリック・ドメイン, リンクによる

 16世紀のフランスの占星術師、ミシェル・ド・ノートルダム、通称ノストラダムス。もはや説明不要だと思うが、彼が1555年に出版した予言集『Les Prophéties』は、後世の人々によって解釈され、現代の出来事と結びつけられてきた。

 しかし、ノストラダムスの予言は、本当に未来を予測しているのだろうか?それとも、単なる曖昧な言葉遊びに過ぎないのだろうか? 果たして2025年、世界では何が起こるというのか―――。

イギリスでの戦争と疫病の流行、そして世界の終末

 ノストラダムスは2025年について、5つの予言を残している。The Standard紙によると、その内容は衝撃的なものばかりだ。

 彼は、イギリスで大きな疫病と戦争が起こると予言している。「ヨーロッパの人々が、イギリスが王座を築くのを見るとき、その後ろには残酷な戦争が起こるだろう。王国は残酷な戦争によって特徴づけられ、内外の敵が現れるだろう。過去の大きな疫病が戻ってくる。空の下でこれほど恐ろしい敵はいない」と記している。非常に不気味な予言だ。

政治的対立、ウクライナ紛争の終結、そして新たな指導者

 ノストラダムスは、「大国同士が衝突する」とも予言しており、一部の人々は、現在の政治状況における核戦争の脅威を示唆しているのではないかと考えている。彼は「西側諸国の影響力が低下し、新たな世界の大国が台頭する」と述べている。

 しかし、すべてが悪い予言なわけではない。ノストラダムスは、「病気の予防と治療において大きな進歩がある」とも述べている。これは希望の光となるだろうか。

 ウクライナ紛争については、「長い戦争で軍隊は疲弊し、兵士たちのためのお金を見つけられなくなる。金や銀の代わりに、革と真鍮の硬貨を使うようになるだろう」と記している。

 ノストラダムスの予言の中に出てくる「三日月形」と「ガリアの真鍮」という表現は、それぞれトルコとフランスを象徴していると解釈する人もおり、両国が紛争解決に関与する可能性が示唆されている。

イメージ画像 Created with DALL·E

 ノストラダムスはさらに、巨大な小惑星が地球を破壊するとも予言している。

「宇宙から火の玉が昇り、運命の先駆けとなるだろう。世界は嘆願する。科学と運命が宇宙のダンスを踊り、地球の運命は再び試される」と記されている。

 また、気候変動の脅威が続く中、ブラジルでは火山噴火と洪水が発生するとも予言している。「新しい都市近くの世界の庭園、空洞の山の小道で、それは奪われ、桶に突き落とされ、硫黄で汚染された水を飲むことを強いられるだろう」と彼は述べている。

 驚くべきことに、ノストラダムスは、「謎の指導者」が現れ、「水中帝国」を築くとも予言している。ここまで来ると、にわかには信じがたい内容だが…。

 ノストラダムスの予言は、常に人々の関心を集めてきた。2025年は彼の予言通り、災いの年となるのだろうか?真実は時が経てば明らかになるだろう。

参考:LADbible

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