米政府高官「証拠の中には“公に語れない”ものもある」 トランプ大統領にUFOの全情報公開を促す
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アメリカ政府は未確認飛行物体(UFO)や地球外生命体に関する情報をどこまで公開すべきなのか――。この議論が再び加熱している。
テネシー州選出の下院議員ティム・バーチェット氏は、CNNのインタビューにおいて「私が見た証拠の中には、公には語れないものもある」と語り、トランプ大統領に対し、政府が保有するUFOおよびUAP(未確認空中現象)の情報を全面公開するよう強く求めた。
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「政府は真実を隠している」
バーチェット議員は、地球外生命体やUFOに関する自身の見解について尋ねられると、「私は政府に対し、これらの事実を公開するよう求めてきた。目にした証拠の中には、公には語れないものもある」と述べた。
さらに、「政府はUFO研究に数億ドルもの税金を投じながら、一方では『UFOは存在しない』と国民に伝えている。しかし、最高レベルの戦闘機パイロットたちは『機体のキャノピー(風防)からわずか4メートルの距離に奇妙な飛行物体がいた』と証言しているのだ」と主張。「私が見たものを国民が知ることができればと思うが、政府は矛盾した態度を取り続けている。『UFOは存在しない』と否定しながら、情報を黒塗りした報告書を次々と発表している」と政府の対応を批判した。
また、バーチェット議員は「政府関係者が回収ユニットを持っているとの証言もあるが、何を回収しているのか? それを知る権利は我々納税者にある。政府が『国民はこの情報を受け止められない』と考えているなら、それこそ行き過ぎた権力の乱用だ。政府の力を抑制すべき時が来ている」と警鐘を鳴らした。
「国防総省は闇予算でUFOを研究」 全情報の公開を要求
バーチェット議員はさらに、国防総省(ペンタゴン)が「闇予算(非公開の予算)」を用いて、UFOや地球外生命体の研究を続けていると指摘。「私は情報の完全公開を求める。何か問題があるとは思えない」と述べ、政府の情報隠蔽を強く非難した。
こうしたUFO情報公開の流れについて、トランプ大統領も関心を示している。昨年10月、トランプ氏は「火星やその他の惑星に生命が存在しないとは考えにくい。私たちが知らないだけで、別の形態の生命が存在するかもしれない」と発言している。
また、人気ポッドキャスト番組『ジョー・ローガン・エクスペリエンス』に出演した際には、「私はこれまでUFOを信じていなかったが、実際に話を聞いたパイロットたちは優秀な人物ばかりで、彼らが『奇妙な物体を目撃した』と証言するのを無視することはできない」と語った。
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「彼らは『丸い球体のようなものを見た』と報告している。それは彗星や流星ではなく、何か別のものだった。そして、それはF-22戦闘機の4倍の速さで飛行していた。F-22は世界で最も速い戦闘機のひとつだが、それすら凌駕するスピードだった」と、政府が未公開の情報を保有している可能性を示唆した。
バーチェット議員やトランプ大統領の発言は、UFO情報公開を求める世論の高まりを反映しているのかもしれない。政府がこの問題にどう対応するのか、今後の動向が注目される。
参考:Daily Star、ほか
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2024.10.02 20:00心霊米政府高官「証拠の中には“公に語れない”ものもある」 トランプ大統領にUFOの全情報公開を促すのページです。トランプ大統領、UAPなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで