人類は宇宙人に“設計”された？「RHマイナス血液型」に秘められた衝撃の仮説

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　私たち人類の起源には、まだ多くの謎が残されている。その中でも一部の研究者やオカルト理論家たちは、地球外知的生命体が人類の進化に深く関わっていたとする「古代宇宙飛行士説（Ancient Astronaut Theory）」を提唱してきた。中でも注目されているのが、「人間のDNAは太古の昔に“いじられた”のではないか？」という仮説だ。

急激な知能の進化は“外部干渉”によるものだった？

　この仮説によれば、人類の知性が爆発的に発達し、文明が急激に形成されたのは、地球外生命体による遺伝子操作があったからだという。なかでも古代メソポタミア神話に登場する「アヌンナキ」が、人類の遺伝子に“ひと押し”を加えた存在だとする説は有名である。

　こうした考え方は従来の進化論に対するミッシングリンクを埋めるものとして、多くのオルタナティブ研究者やスピリチュアル系の人々に支持されてきた。

RHマイナス血液型に隠された“異質な系譜”？

　この説を補強する根拠の一つとしてしばしば挙げられるのが、「RHマイナス」という血液型の存在だ。人間の血液型はA、B、AB、Oの4種類に分類されるが、さらに“RH因子”という分類要素があり、大多数の人間はこのRH因子を持つ、つまり「RHプラス」である。

　しかし、世界人口の中にはごく一部、「RHマイナス」という人々が存在する。科学的にはこのRH因子の有無は赤血球表面のたんぱく質に由来するものだが、このたんぱく質が欠けているRHマイナスの人々は、妊娠時にRHプラスの胎児を“異物”と認識して拒絶反応を起こすことがあるのだ。

　こうした「自然界の法則に照らしても説明が難しい現象」こそが、外部からもたらされた“遺伝子的改変”の痕跡ではないかというのがこの説の論拠だ。

アヌンナキは奴隷として人類を創造した？

　一部の仮説では、アヌンナキがRHマイナスの人間を作り出したのは、特定の任務、あるいは“奴隷労働”に最適化された人類を創造するためだったとされている。つまり、RHマイナスこそが“改変されたDNA”の痕跡であり、その系譜は今なお人類の中に受け継がれているというのだ。

　興味深いことに、イギリス王室にはRHマイナスの血統が多く見られることから、「王族の血筋には宇宙人由来の遺伝子が含まれているのではないか」という突飛な説も存在する。もちろん科学的には確認されていないが、このような話が広まる背景には、人類のルーツに対する根深い関心と、隠された真実へのロマンがあるのだろう。

聖書にも“痕跡”がある？

　さらに、一部の研究者たちは旧約聖書の記述にこのような遺伝子干渉の“証拠”があると主張している。たとえば『創世記』6章4節には、「神の子らが人の娘たちのところに入り、彼女たちが彼らに子を産んだ」といった記述があり、これを“神（＝高次存在）による遺伝子的交配”の記録ではないかと読み解く声もある。

　もし仮にこの説が真実であり、人類のDNAが太古の昔に外宇宙の知的存在によって改変されたものであるならば――。我々の文明は、思っている以上に“他者の手”によって形作られたものかもしれない。

　もちろん、これは現時点で証明されている話ではない。しかし、現代の科学技術が進む中で、今後こうした“都市伝説”が、単なる空想では済まされなくなる日が来るかもしれない。

　私たちは“進化”したのか、それとも“改造”されたのか──。鏡の前で自分の目をじっと見つめれば、そこに遠い星の記憶が映る……かもしれない。

参考：The Ancient Code、ほか

TOCANA編集部

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