月は人工的に作られた!?この主張を示唆する7つの疑問点とは

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 地球の目と鼻の先にある衛星であり、我々にとって最も馴染み深い天体である月だが、未だに解明できない謎が多い。一説では月は人工物であることが主張されており、それを示唆する7つの疑問点がある――。

1.衝撃を与えると鳴り響く

 1969年11月、NASAは月着陸宇宙船を故意に月に墜落させ、月地表にTNT火薬1トン相当の衝撃を与えた。この衝撃波によってNASAの科学者たちは月が鐘のように鳴り響き、その反響は30分間続いたことを確認した。

 データと写真管理部門のスーパーバイザーであるケン・ジョンソン氏によると、月は鐘のように鳴り響いただけでなく、月全体がきわめて正確に揺れ、まるで内部に巨大な油圧ダンパーの柱があるかのようだったという。

2.あるはずのない元素がある

 月の岩石からは真鍮やウラン236、ネプツニウム237などの元素を含む加工金属が見つかっている。これらは地球の自然界では発見されていない。

 ウラン236は使用済み核ウランや再処理ウランに含まれる放射性核廃棄物であり、ネプツニウム237は放射性金属元素であり、原子炉やプルトニウム製造の副産物である。これらの元素や鉱物はどこから来たものなのか。

3.月の内部にはコアがない

 月の内部の中心部には惑星のような固体のコアがない。多くの研究者たちが月の内部は中空であるか、内部の強度が非常に低いことを確信している。奇妙なことに月の質量が最も集中しているのは地表面のすぐ下であるという。

4.月は地球より古いかもしれない

 月の年齢は地球と同じく46億年であるが、ある研究によれば地球より80万年近く古くからあったことが示唆されている。衛星が主星よりも古いなどということがあり得るのだろうか。

5.太陽系の衛星で唯一の潮汐固定軌道

 月は太陽系で唯一、潮汐固定の軌道を描いている。つまり常に地球に対して“同じ顔”を見せており、地上の望遠鏡から月の裏側を観測することができない。月は一体何を隠しているというのだろうか。

Image by Janusz Walczak from Pixabay

6.チタンが豊富

 月のチタン岩石には地球上のチタン岩石よりも10倍もチタンを含むことがわかっている。

 ノーベル化学賞受賞者のハロルド・ユーリー博士は「宇宙飛行士が月で発見した岩石とそのチタン含有量に非常に困惑しました。研究者たちはチタンの存在を説明できなかったため、サンプルは想像を絶する衝撃的なものでした」と述べている。

7.姿勢を崩さない

 月は正確な高度、進路、速度を持ち、地球に対して常に完璧な位置を保っている。まるで地球を監視する使命を帯びているようでもある。

 月についてはNASAの科学者、天文学者、地質学者のいずれもが現在答えられない何百もの疑問を提起している。月はまったくの自然現象によって生まれたのだろうか。それとも月の起源は人間の理解を超えているのだろうか。あまりにも身近な天体である月の謎が1つでも多く解明されることを期待したい。

参考:「Ancient Code」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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