人間はチンパンジーとブタのハイブリッド? 遺伝学者が提唱する衝撃の「人類起源説」

チンパンジーとブタの“融合”から生まれた?
人類の進化に関する通説を根底から覆すような仮説がある。遺伝学者ユージン・マッカーシー博士は、人類が実は異なる種の交配によって誕生した「ハイブリッド(混成)種」であると主張している。しかもその起源は、チンパンジーとブタの“掛け合わせ”にあるという。
博士によれば、ヒトは遺伝的にはチンパンジーに最も近いが、身体的特徴には他の霊長類には見られない独自の性質が多く含まれている。この点に注目し、博士は「ヒトはチンパンジーと何か別の種──ブタ──との交配により生まれた」と推測しているのだ。
この仮説は、従来の進化論では説明が難しいヒト特有の性質──たとえば皮膚、体毛、鼻の形状、脂肪の付き方など──を説明する手がかりになるかもしれないという。
ハイブリッドは“ありえない”のか?
マッカーシー博士は、自身が長年にわたり鳥類や哺乳類の交配種(ハイブリッド)を研究してきたことを踏まえ、多くの人が「異種間交配は不可能」「混血種は不妊になる」といった誤解を抱いていると指摘する。事実、鳥類では4000例以上の異種交配が確認されており、その多くは部分的に繁殖能力を持っているという。
哺乳類でも、同様の“部分的に繁殖可能なハイブリッド”は存在し、家畜の品種改良ではよく行われている手法である。たとえば、初代の交配種(F₁世代)を親のどちらかに再び交配(バッククロス)させることで、複数世代かけて安定した新種が作られていく。
博士は、ヒトがこのようなバッククロスを繰り返して誕生した可能性があるとし、「我々はチンパンジーに近い遺伝構造を持ちながら、ブタ由来の特徴を備えている」と語る。
なお博士はこの仮説に対し、最初は「不快感を覚えた」とも正直に打ち明けている。しかし研究を続けるうちにブタという動物に対する見方も変わり、知性や忠誠心、適応力といった“人間らしさ”に通じる特質を認めるようになったという。
進化か、それとも設計か?エイリアン介入説との接点
当然ながら、この仮説には科学界からの批判も多い。霊長類と偶蹄類(ブタ)は進化的に約8000万年前に分岐しており、染色体数も異なる(チンパンジーは48本、ブタは38本)。また、生殖細胞の構造差からも「両者の交配は不可能」との指摘がある。
一方で、マッカーシー博士の説は、古代宇宙人説を唱える人々の主張と奇妙に一致する。彼らは、人類は“星の神々”によって創造された存在であり、地球にいた原始的な霊長類に対して遺伝子操作が行われたと考えている。

旧約聖書や各地の創世神話にも、神々が地上に降り、人類を創ったという記述がある。さらには、ネアンデルタール人やクロマニョン人、ホモ・エレクトスなど、異なる“人類種”が存在していたという事実も、人類が何らかの介入のもとで進化してきたことを示唆しているのかもしれない。
DNAの二重らせん構造を発見したフランシス・クリック博士も、「人類は宇宙から来た高等文明によって“設計”された可能性がある」と語ったことで知られている。彼は、地球が“生命の実験場”であり、外宇宙からの微生物によって生命が“感染”したとする説を提唱した。
我々人類は、単なる自然進化の産物なのか。それとも遥か彼方から訪れた知性によって“創られた”存在なのか──この問いの答えは、まだ誰にも分かっていない。
参考:The Ancient Code、ほか
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2024.10.02 20:00心霊人間はチンパンジーとブタのハイブリッド? 遺伝学者が提唱する衝撃の「人類起源説」のページです。ハイブリッド、ブタ、チンパンジー、古代宇宙飛行士説などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで