伝説の「ナチス黄金列車」ついに発見か!? ポーランドに眠る財宝伝説、新展開!

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 第二次世界大戦の混乱の中、財宝を満載したままポーランドのどこかに姿を消したとされる、かの有名な「ナチスの黄金列車」。この伝説は長年、多くのトレジャーハンターたちの心を捉え、数え切れないほどの捜索が行われてきた。そして今、このロマンあふれる謎解きに、新たな光が差し込もうとしているのかもしれない。匿名のトレジャーハンターが、ついにその隠し場所を発見したと名乗り出たのだ。

匿名の挑戦者からの密書 ― 地図とデータが示す「黄金の隠し場所」

 この驚くべきニュースが駆け巡ったのは、ポーランド南西部の都市ヴァウブジフ。地元メディアの報道によると、今年に入ってから市の当局へ、ある匿名の人物から一通の手紙が届けられたという。その手紙には衝撃的な内容が記されていた。なんと、ヴァウブジフ市内の森林地帯にある大きなトンネル内に、第一次世界大戦時のものとされる鉄道車両3両が隠されているのを発見した、というのだ。

 ヴァウブジフ市の広報担当者カミラ・シュヴィエルチンスカ氏は、この匿名の人物による主張を「実質的で具体的」と評価している。手紙には詳細な地図や測量に基づく測地データ、さらには列車が隠されたとされる当時にその地域に住んでいたという人物の目撃証言まで添付されていたというから、単なる憶測ではない可能性を感じさせる。

 このトレジャーハンターは自身の名前を公表することを望んでいないものの、市の職員とは既に面会済みだそうだ。面会の場で彼は、「様々な情報源や文書を分析した結果」、この失われたナチスの黄金列車の場所を特定するに至ったと説明したという。一体どんな資料を読み解いたのか、気になるところである。

年に数十件の「発見」騒動、今回こそ本物か?

 もちろん話はそう簡単ではない。市当局は、この匿名の発見者に対し、財宝を実際に掘り出して回収するために必要な公式な手続きについて説明したものの、現時点ではまだ彼がその手続きを進めたという情報はない。

 実はヴァウブジフ市では、この「ナチスの黄金列車」の謎を解いたと信じるトレジャーハンターたちに対し、年間数十件もの探索許可を発行しているという。それだけに今回の知らせに対しても、期待を寄せつつも慎重な姿勢を崩していない。

 果たして、この匿名の人物による発見は長年追い求められてきた伝説の財宝発見という歴史的なブレイクスルーとなるのだろうか。それとも、また一つ期待外れに終わる「デッドエンド」なのだろうか。真実が明らかになるまで世界中の歴史ファンや冒険好きが固唾を飲んで見守ることになりそうだ。

参考:Coast to Coast AM、ほか

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