夜中に目が覚めても「秒で寝落ち」する魔法の裏技。SNSで話題の“目の動き”とは

• 
• Xでポスト
• 

　ベッドに入っても、なかなか寝付けない。お金のこと、人間関係のこと、いろんなことが頭の中でぐるぐると駆け巡り、気づけば朝…。そんな不眠の夜に悩む人は少なくないだろう。特に、深夜3時にふと目が覚めてしまい、そこから全く眠れなくなる「中途覚醒」は厄介だ。

　しかし今、そんな悩みを解決するかもしれない、あるシンプルな裏技がSNSで「魔法のようだ」と話題を呼んでいる。特別な道具は一切不要。ただ、ある「目の動き」をするだけで、脳を騙して「秒で寝落ち」できるというのだ。

TikTokで話題沸騰！「魔法の入眠ハック」のやり方

　この驚きの裏技を紹介したのは、TikTokユーザーのジェナ・コークさん。彼女自身、最初は半信半疑だったというが、数日間試したところ、「これまで試した中で最高のトリック」だと絶賛している。

　そのやり方は、驚くほど簡単だ。

1.目を閉じる
2.閉じたまぶたの裏で、眼球を右に向ける。
3.次に、左に向ける。
4.次に、上に向ける。
5.次に、下に向ける。
6.最後に、眼球を円を描くようにぐるっと回す（時計回り）。
7.反対方向にも回す（反時計回り）。
8.眠りに落ちるまで、この一連の動きを繰り返す。

　たったこれだけだ。ジェナさんによれば、ある夜、この動きを2回繰り返しただけで、気づいたら朝を迎えていたという。「まるでヴードゥーの魔法みたい」と彼女はその効果に驚きを隠せない。

@jenna_coak How to fall back asleep if you wake up during the night #sleephacks #remsleep #sleeproutine ♬ suono originale – tayloewe

なぜ「目を動かすだけ」で眠れるのか？その科学的根拠

　この一見奇妙な動きには、科学的な裏付けがある可能性があるとジェナさんは説明する。この眼球運動は、リラックス状態を司る副交感神経系を活性化させる効果があるというのだ。

　さらに、この動きは脳を「騙す」効果もあるという。私たちの睡眠には、脳は活発に活動し、夢を見る「レム睡眠（Rapid Eye Movement）」という段階がある。このレム睡眠中は、まぶたの下で眼球が素早く動いているのが特徴だ。

　この裏技は、意識的に眼球を動かすことで、脳に「今はレム睡眠の最中だ」と錯覚させ、体を強制的に睡眠モードへと移行させる、というメカニズムだと考えられている。

実際に試した人の声と、さらなるヒント

　この動画のコメント欄には、「毎晩2時に目が覚めるから、今夜試してみる！」といった期待の声が殺到。実際に試した不眠症だというユーザーからは、こんな報告も寄せられている。

「今夜はこれだけでは眠れませんでした。でも、どうしてこれが効くのかはよく分かります！すごくリラックスできたし、頭の中でぐるぐる回っていた思考の渦を止める助けになりました。何度もあくびが出ましたよ。毎晩続けてみようと思います」

　効果には個人差があるようだが、少なくともリラックス効果は期待できそうだ。

　もちろん、この裏技だけに頼るのではなく、睡眠の質を高める基本的な生活習慣も重要だ。規則正しい就寝・起床時間、寝る1時間前にはスマートフォンなどの電子機器を見ないこと、そして適度な運動などが推奨される。

　もしあなたが眠れぬ夜に苦しんでいるのなら、薬や特別な道具に頼る前に、一度この「魔法の目の動き」を試してみてはいかがだろうか。それは、あなたの長年の悩みを解決する、最もシンプルで簡単な答えになるかもしれない。

参考：THE Mirror、ほか

TOCANA編集部

TOCANA/トカナ｜UFO、UMA、心霊、予言など好奇心を刺激するオカルトニュースメディア
Twitter: @DailyTocana
Instagram: tocanagram
Facebook: tocana.web
YouTube: TOCANAチャンネル

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

関連記事

• 

  睡眠は“最高の自己投資”！？夢を操り、人生を変える力を持つ「明晰夢」の驚くべき可能性

• 

  スヌーズは逆効果？「あと5分」が脳に与える意外な影響とは

• 

  “陰謀論を信じやすい人”の特徴とは？睡眠の質との意外な関係性

• 

  夢にまで広告が現れる！？一部企業が“夢の中に広告を侵入”させようとしている可能性