人類の祖先はサルではなく“宇宙人”と交配したネアンデルタール人なのか ― ある生態学者の衝撃的な仮説

我々はサルから進化した生物ではなかったのか――。ある生態学者は我々人類が実はほかの惑星から連れて来られた宇宙人であるとの驚きの理論を展開している。
■人類は故郷を忘れたエイリアンだった!?
近代生物学の父、チャールズ・ダーウィンに倣えば我々人間はサルから進化したことになるが、主に宗教界からはこの見解に対する反論も少なくない。
ホモ・サピエンスが登場したのは諸説あり、およそ30万年前から20万年前の間と見積もられているようだが、生物進化の時間軸でからみれば実に短い期間であるとも言える。まさにこれこそが、歴史上最大の科学的疑問の一つであり、なぜ人類だけがこの短期間でこれほど高度な技術的知性を持つようになったのか?
米ウィスコンシン州出身の生態学者であり環境保護主義者であるエリス・シルバー博士が提唱する理論によれば、人類は地球上のほかの生命体と肩を並べて進化してきたわけではないことを示すいくつかの証拠が存在するという。
シルバー博士の著作『Humans are not from Earth: a scientific evaluation of the evidence(人類は地球から来たのではない:証拠の科学的評価)』では、「人類は地球から来たのではない」ことを示唆する13の主要な仮説と17の要因が詳述されている。
人類は地球上で最も高度に発達した種族であるはずなのに、太陽光によるダメージ、自然食品への強い嫌悪、慢性疾患のとてつもなく高い発生率など、地球環境に驚くほど適応しておらず、備えも不十分だとシルバー博士はかつてのインタビューで語っている。
シルバー博士によると、人類が腰痛に悩まされるのは、人類がもともと重力の低い別の惑星で進化したためかもしれないという。シルバー博士はまた、新生児の頭が大きいことが母親の出産を困難にし、母子ともに死亡につながる可能性があることも奇妙だと指摘している。
では我々はどこから来たのか? エリス博士によると、ネアンデルタール人はおそらく遠い昔に、地球に最も近い太陽系の一つであるアルファ・ケンタウリ星系の種族と交配し、現代人を誕生させたと考えられるという。
シルバー博士によれば、世界中には自分が地球に属していないと「感じている」人々が何百万人もいるということだ。
「これは(少なくとも私には)人類が別の惑星で進化し、高度に発達した種として地球に連れてこられた可能性を示唆しています。その理由の一つは、地球は“監獄惑星”である可能性があるということです。なぜなら、私たちは生来、暴力的な種族であり、行儀よくできるようになるまでここに監禁されるのです」(シルバー博士)
シルバー博士は、人類は地球上の生命種から進化したのではなく、他の場所で進化し、6万年から20万年前に完全に進化したホモ・サピエンスとして地球に運ばれたと結論づけている。
さらに人類学者で作家のロバート・セファー氏が指摘しているように、現代のDNA解析によれば人類は、アフリカの同じ祖先から派生した単一の「人種」ではなく、その背景にはるかに謎めいた真実を宿した混血種であるということだ。
もし人類が共通の古代アフリカの祖先から進化したのであれば、Rhマイナスの血液は存在しないはずだとも言われている点も議論の呼び水になっている。Rhマイナスの血液が存在することは、人類は実際には単一の人種ではなく混血種であることの証となるのだろうか。

ロバート・セファー氏の著作『Species with Amnesia: Our Forgotten History(記憶喪失の種:禁じられた歴史)』は、謎めいた血液型、Rhマイナスについてより深く掘り下げ、人類が実はハイブリッド種であることを示唆するだけでなく、我々よりも前に地球上に高度な文明が存在し、歴史が謎めいた形で物語るように、何らかの地球規模の大災害によって滅亡したことを示唆している。
セファー氏は、絶滅した種族の代わりに別の種族が誕生し、選ばれた少数の種族が過去の種族の記憶と神聖な知識を守り続けていると主張している。我々は虚栄心から、科学技術の偉大な真理のいくつかを発見したと考えているが、実際には過去の文明の深遠な叡智を振り返りはじめたばかりの状況であるという。多くの点で我々は、忘れ去られた過去を取り戻そうと切望する目覚めつつある記憶喪失の種族のようなものであるということだ。
国際自然保護連合(IUCN)が認定する霊長類の種と亜種は612種あるが、Rhマイナスの血液型を持つものは一つもないことが同著で示されている。
はたして我々は故郷と母を忘れたエイリアンなのか。あるいはエイリアンとネアンデルタール人のハイブリッドなのか。実は筆者もRhマイナスのO型なのだが、この血液タイプはエイリアンとの交雑の痕跡なのだろうか。人類の“出自”にまつわる興味深い議論は今後も続きそうである。
参考:「Ancient Code」ほか
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2024.10.02 20:00心霊人類の祖先はサルではなく“宇宙人”と交配したネアンデルタール人なのか ― ある生態学者の衝撃的な仮説のページです。エイリアン、ハイブリッド、進化、人類、霊長類などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで