古代宇宙飛行士説の父デニケン氏が90歳で逝去。死の間際まで訴え続けた「ピラミッドは地球外文明が造った」という禁断の真実

ギザの大ピラミッドは地球外文明が手がけた建造物なのか――。今月に亡くなった「古代宇宙飛行士説」の父は、ピラミッドは人手だけで建造されたのではないと最後まで主張していたのだ。
■ピラミッドは地球外文明が造った!?
人類文明の黎明期に先進技術を持つエイリアンが地球を訪れて人類に文明を授けたとする「古代宇宙飛行士説」を広めた主要人物の1人、エーリッヒ・フォン・デニケン氏は今年1月10日に90歳で逝去した。
生前のデニケン氏は、地球外からの訪問者が古代エジプト人が巨大記念碑であるピラミッドを建造するのを直接的にサポートしたのだと主張し続けていた。
彼は1968年のベストセラー『神々の戦車』の中で、ピラミッドの精密な工学技術、建設方法に関する未解決の疑問、驚くべき数学的・天文学的な偶然の一致、そして地球外から訪れる存在を描いた古代の彫刻を紹介している。

彼は大ピラミッドの工学的精度は人間の技術だけでは説明できないと主張し、巨大な石のブロックがどのように移動されたのか、構造物の内部はどのように照らされたのか、そして建設者たちが数学、地球、宇宙に関する高度な知識を持っていたように見える理由について疑問を呈した。
これらの謎を総合すると「ピラミッドは人間だけで建造されたのではないことが証明される」と彼は主張した。
「高さ約490フィート、重さ3120万トンの人工の山が、信じられないほどの偉業としてそこにそびえ立っています。この記念碑は豪勢な王の埋葬地に過ぎないはずです! この説明を信じる人は誰でも歓迎します」(同著より)
彼はピラミッドを建造するのに必要な技術は古代エジプトには存在しなかったと繰り返し主張し「ピラミッド建設者の技術に関連する問題は多く、解決策はほとんどない」と書いている。
彼が強調した謎の中には巨大な石のブロックの輸送があり、ローラーで石を移動させるには当時入手できる以上の木材が必要だったはずだと主張した。
また、大ピラミッド内部には作業員やたいまつが見つからなかったと主張し、この建造物は古代人類が持ち得なかった科学的知識を反映したものだと示唆している。
さらに同著の中で、エイリアンがエジプトのファラオに「第二の人生」を約束したと主張し、それが統治者たちがミイラにされ、復活後の使用を意図した財宝と共に埋葬された理由を説明すると述べている。

デニケン氏は「古代宇宙飛行士説」の理論をさらに発展させた25冊の本を執筆し、また『Ancient Aliens』などのテレビ番組によって彼の考えはより幅広い視聴者に紹介された。
彼の作品は32の言語で6000万部以上売れ、ピラミッドが異世界の援助によって建てられたという説はさらに広まったと言える。
ピラミッドは地球外文明によって建造されたという考えは、アニメ『フューチュラマ』からSFドラマ『スタートレック』まで大衆文化に繰り返し登場し、最近ではイーロン・マスク氏も支持している。2020年7月、マスク氏は当時のTwitterに「ピラミッドは明らかにエイリアンが建てた」と投稿した。
デニケン氏の研究は、ピラミッドは失われたアトランティス文明の生存者によって建造されたと提唱した作家、イグナティウス・L・ドネリー氏の主張など、人間以外の力がピラミッドの建造に関与したとする以前の理論に基づいている。
残念ながら彼の主張は存命中に証明されることはなくなったが、今後の研究如何によっては「古代宇宙飛行士説」とそれに基づくピラミッドにまつわる彼の主張が再び脚光を浴びる日が来るのかもしれない。
参考:「Daily Mail」ほか
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