死の間際に見るのは“光”だけじゃない! 肉体を焼き尽くす熱と激痛… 「最悪の臨死体験」の記憶

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 死後の世界から戻ってきた人々は、一様に「光に包まれた」とか「亡くなった愛する人に会った」といった、どこか心地よい体験を語ることが多い。しかし、現実はそう甘くはないのかもしれない。

 今回、Redditに投稿されたある臨死体験(NDE)の記録は、これまでのイメージを覆すほど生々しく、そして痛ましいものだった。魂が肉体という狭い檻に「押し込められる」瞬間の、あまりに過酷な感覚とは――。

 臨死体験を「脳が見せる最後の夢」と切り捨てるのは簡単だが、これほど具体的な「肉体の重み」の描写を読まされると、という実体の存在を信じたくもなってくる。

炎の再突入と「火アリ」の侵食

 投稿者は、自らの肉体へ「戻る」瞬間の感覚を、まるで大気圏への再突入のような「炎の中を通る体験」だったと振り返っている。

「臨死体験中、私の意識は途方もなく巨大に膨れ上がっていました。それが突然、元の肉体の中にギュウギュウに押し潰されるように戻されたのです。その瞬間、体の中が燃え上がるような熱さに襲われました」

 さらに凄まじいのは、その後の感覚だ。彼はそれを「無数の火アリが、突然一斉に体の中に侵入してきたようだった」と表現している。これが医療現場で投与されたアドレナリン注射による物理的な反応なのか、それとも魂が神経系と再接続される際のエネルギー的な摩擦なのかは分からない。

魂を引っ張る「コンクリートの重力」

 事件の後もしばらくの間、彼は奇妙な後遺症に悩まされたという。

「意識がまたどこかへ浮き上がっていこうとする感覚と同時に、まるでコンクリートが自分の体を地面に引きずり込もうとしているような、異常な重みを感じ続けていたのです」

 この「重み」についての証言は、他の臨死体験者たちからも寄せられている。ある人物は、その感覚を「プールで数時間泳いで体が軽くなった後、地上に上がった瞬間に感じる、あのドッシリとした重さ」に例えている。

 また別の人は、深い眠りから徐々に覚醒し、視覚や聴覚が戻るにつれて凄まじい「痛み」が現実味を帯びてくるプロセスを語っている。空から猛スピードで落下し、天使の歌声を聞きながら現世に叩きつけられたという人もいた。

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肉体という名の「不自由」

 一見すると、これらの体験談は死に際に見る「脳の悪あがき」のようにも思える。しかし、多くの体験者が共通して語る「肉体の不快な密度」や「強制的な帰還」というキーワードは、私たちの肉体が実は魂にとって非常に窮屈な「宇宙服」のようなものであることを示唆しているのかもしれない。

 日本では「成仏」という言葉があるが、現世に戻るということは、ある意味で「成仏できなかった」痛みを受け入れることでもある。

 もし「お迎え」が来たとき、今回の投稿者のように火アリに襲われるような再突入を経験するのか、それとももっと穏やかに着地できるのか、今のうちから心の準備をしておきたいところである。もっとも、戻ってこられなければ、その報告もできないわけだが。

参考:UNILADReddit、ほか

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