【再燃】あの「ドレスの色論争」が11年ぶりに復活! 影に隠された“同一色”の正体とは

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画像は「Daily Star」より

 覚えているだろうか。2015年、世界中のネットユーザーが「青と黒」か「白と金」かで激しい論争を繰り広げた、あの一枚のドレスの写真を。

 あれから11年。もはや懐かしのネットミームとして風化しつつあったこの議論が、ある画像によって再び火を吹き、世界を混乱に陥れている。

脳をバグらせる「伝説の再来」

 きっかけは、SNS(X)に投稿された一本のイラストだった。そこには、ボーダー柄のドレスを着た二人の女性が描かれている。

 一見すると、向かって左側の女性のドレスは「青と黒」に、右側の女性のドレスは「白と金」にしか見えない。しかし、投稿者はこう断言したのだ。

「信じられないことだが、陰になっている部分(右側)のドレスの色は、左右どちらも全く同じ色である」

 この投稿は瞬く間に拡散され、多くの人々を当惑させている。あるユーザーは、左側のドレスの色をそのまま右側へとスライドさせて繋げた画像を投稿し、両者が寸分違わぬ「同一の色」であることを証明してみせた。これを見た人々からは「非常に不快な気分だ」「脳が理解を拒んでいる」といった悲鳴に近いコメントが相次いでいる。

What color is the dress?
by u/No-Lock216 in opticalillusions

錯覚を解く「背景」の罠

 なぜ私たちの脳は、これほどまでにあからさまな「嘘」を真実として受け取ってしまうのか。その鍵は、画像の背景にある。

 画像の中の女性たちは、ちょうど体の真ん中で光と影に分かれている。脳は周囲の照明状況や背景の色を瞬時に判断し、それに基づいて「本来の色」を自動補正して認識しようとする。今回のイラストの場合、脳が影の当たり方を計算しすぎてしまい、実際には同じ色であるはずのドレスを、全く別の二組の色として作り上げてしまったというわけだ。

 日本のネット界隈でも、定期的に「イチゴが赤く見えるが実は灰色」といった錯覚画像がバズることがあるが、今回の「ドレス再来」画像は、かつての社会現象を彷彿とさせるだけに、人々の反応も一段と熱を帯びている。

現実は「解釈」に過ぎない

 ちなみに、2015年のオリジナルのドレスについては、メーカー側が「青と黒」であることを公式に認めている。当時はテイラー・スウィフトやキム・カーダシアンらセレブも巻き込んだ大騒動となり、多くの人が「自分の目は正しい」と信じて疑わなかった。

 一見すると、単なる視覚的な遊びのように思えるかもしれない。だが、同じものを見ているはずなのに、人によって見えている「現実」が180度異なるという事実は、どこか哲学的、あるいは不気味なメッセージを孕んでいるようにも思える。

 私たちの意識や認識が、いかに周囲の環境(背景)によって容易に操作されてしまうか。この「脳のバグ」は、私たちが信じている「真実」がいかに脆いものであるかを、皮肉にもドレスの色という些細な形で突きつけているのかもしれない。

参考:Daily Star、ほか

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