黄海上空に浮かぶ“六芒星”の正体は──SPOC代表・北島弘氏が解析【解析1】
黄海上空に浮かぶ“六芒星”の正体は──宇宙現象観測所センター代表・北島弘氏が米政府公開UAP映像「DOW-UAP-PR104」を解析【解析1】
Updated(更新日):August 10, 2026
Tokyo, Japan
宇宙現象観測所センター(SPOC)Powered by IS・INCA©
宇宙現象観測所センター(SPOC)代表
北島 弘
監修
黒崎 明
宇宙現象観測所センター特別顧問、元東京大学教授
小畑 正明
宇宙現象観測所センター特別顧問、東京工業大学工学修士 元材料メーカー研究者

宇宙現象観測所センター(SPOC)Powered by IS・INCA©
動画はこちら。
ドナルド・J・トランプの公開指令により2026年から始まったUAP秘密ファイルの公開だが、「この多大な関心に基づき、私は陸軍長官および他の関連省庁に対し、異星人および地球外生命体、未確認空中現象(UAP)、未確認飛行物体(UFO)およびこれら非常に複雑なあらゆる情報に関連する政府ファイルの特定と公開のプロセスを開始するよう指示します。 しかし、非常に興味深く重要なことです。神よ、アメリカを祝福しますように!」 と、彼が述べている。
また、指令はこう続いている。
ドナルド・J・トランプ大統領による未確認異常現象(UAP)に関する米国政府情報の透明性に関する指示を受けて、戦争省(DOW)は国家情報長官室(ODNI)の支援を受け、連邦政府が保有する未解決のUAP関連記録や歴史文書を迅速に発見、審査、特定、機密解除、公開するための政府全体の取り組みを監督している。これは前例のない歴史的な取り組みであり、数十の機関間の調整と、何十年にもわたる紙の上のみ存在する数千万件の記録の精査を必要とする。
この任務の範囲を踏まえ、戦争省は発見され機密解除される新しい資料を段階的に公開し、数週間ごとにアップデートする。 ここにアーカイブされている資料は未解決の事件であり、政府は観察された現象の性質について決定的な判断を下すことはできない。これはデータ不足など様々な理由で起こり得るが、戦争省は民間部門の分析、情報、専門知識の活用を歓迎する。DOWは、法令により義務付けられた解決済みのUAP事例については引き続き別途報告を行う。この政権の下で、私たちは真実を追求し、その調査結果を共有する。
と多くの民間人や民間研究者たちにもこれらのUAP画像の解析を促している。そこで、宇宙現象観測所センター(SPOC)もSID-1が撮影した画像の解析技術と経験を踏まえ、限られた公開情報だけで解析していくことにした。
まずは、この3本の動画だ。PR104 黄海 2025、PR105 東シナ海 2025、PR113 米国西部 1996。(米国軍のサイトから元動画を参照いただくとよい)
いずれも1920×1080、30fpsの動画で。PR104とPR105は2025年事案、PR113は1996年事案の再編集映像。今回の第4回公開は2026年7月10日で、政府側もこれらを「資料不足などにより未解決」とし、民間分析を歓迎している。
Six Pointed Star UFO Video Released By The Pentagon 👽🛸 DOW-UAP-PR104, Unresolved UAP Report, Yellow Sea, 2025 00:01-00:15: The sensor pans to track an area of contrast resembling a six-pointed star, keeping it generally centered within the center of the screen. The 4th drop of the UFO files have been released by The White House
— Interstellar (@InterstellarUAP) July 10, 2026
1. DOW-UAP-PR104 Yellow Sea, 2025
映像上の特徴





撮影日が、2025-01-01となっているが、実際には「2025年1月に撮影された」という意味で、機密保護のため正確な日付を伏せ、1月1日などに丸めて表示している可能性がある。AARO公開資料ではこのような処理が行われることがある。
Release 7/10/26 — Release 04
2026年7月10日に第4回公開(Release 04)として公開されたことを示している。Release 01~04は公開ロット(公開回次)の番号。
Category B-Roll
Bロール映像。ニュースや報告書で説明用に流す補助映像のことで、必ずしも元の生データではないことがこれで分かる。必要部分だけを切り出し、編集したクリップであることを意味している。これらはすべてのものに当てはまる。本当に生データ画像が公開されているわけではない。
Length 00:00:15
公開動画の長さ。15秒。元の観測データが15秒とは限らず、公開用に編集・短縮されている可能性がある。
Location [Q9] AARO/Department of War が用いる内部ロケーション識別コードと考えられる。公開資料にはその対応表は含まれておらず、具体的な地理的位置を特定することはできない。ただし、本事例は公開タイトルに “Yellow Sea” と記載されていることから、黄海周辺で観測された事案であることのみが確認できる。
対象は画面中央付近に保持され、暗い中心核からほぼ対称な6方向の筋が伸びている。
しかし、この「六芒星状の形」を、そのまま物体の外形と考えるのは危険。
観察される特徴は、
・放射状の筋が非常に直線的
・筋の方向がほぼ一定
・対象が追尾されても放射パターンが大きく変形しない
・中心部分が飽和状
・周囲の背景構造とは無関係にパターンは維持
というものである。
これは、赤外線センサー内部で生じた次のいずれか、または複合である可能性が高いと判断される。
1. 点像分布関数、すなわちPSF
(点像分布関数(PSF:Point Spread Function)とは、光学系や赤外線センサーが点状の光源を実際にどのような形に写すかを表す特性で、点光源が星形やぼけた像に見える原因となるもの)
2. 検出素子の飽和とブルーミング
(検出素子の飽和とブルーミングとは、強すぎる光や赤外線で検出素子が受け止められる信号量を超え、信号が周囲の画素へ漏れ広がる現象。その結果、対象が実際より大きく、十字形や星形ににじんで見えることがある)
3. 光学系または開口部に由来する回折スパイク
(光学系または開口部に由来する回折スパイクとは、レンズや望遠鏡の絞り・支持構造で光が回折し、点光源の周囲に十字形や星形の光条が現れる現象。実際の物体の形ではなく、光学系が生む見かけの像)
4. デジタル強調処理によるエッジ拡張
(デジタル強調処理によるエッジ拡張とは、画像処理で輪郭を見やすくするため境界部分のコントラストを人工的に強める処理。強調しすぎると、本来ない線や突起が現れ、対象が実際より大きく複雑な形に見えることがある)
5. 動体追尾とフレーム積算による残像
(動体追尾とフレーム積算による残像とは、移動する対象を追尾しながら複数フレームの画像を重ね合わせて感度を高める処理。その結果、対象の周囲に尾やにじみが生じ、実際より大きく伸びた形に見えることがある)
画素上の大きさ
代表的なフレームでは、おおよそ、
・中心の高コントラスト部分:横70~90px、縦70~100px
・六方向の放射状部分を含む見かけの範囲:横約280~350px、縦約300~400px
ただし、放射状部分は物理的な「翼」「突起」「構造物」の寸法として扱えない。物体の実体は、中心核のさらに一部分だけである可能性がある。
中心像も赤外線の飽和で膨張している可能性があるため、実物の角径は見かけよりかなり小さいことがある。
運動
センサーが対象を中央に保持しているため、動画だけから対象の絶対運動を測定することはできない。
分かるのは、
・背景に対してセンサーがパンしている
・追尾対象は画面中央付近に保持されている
・追尾中に急激な加速、急旋回、停止・再加速は確認できない
・対象自体の姿勢回転を示す確実な変化もない
という点。
六方向の筋が回転しないことは、「六本の突起を持つ機体」が姿勢を維持した証拠というより、センサー座標に固定された画像アーティファクト(実際の物体ではなく、センサーや画像処理に由来する模様が画面上の同じ向き・形で現れる現象)である可能性が大きい。
距離・大きさ・高度・速度
この動画では次の数値が黒塗りされていると思われる。
・センサーの水平・垂直画角
・ズーム倍率
・レーザー測距値
・撮影プラットフォームの高度
・センサー俯角
・撮影機の速度と方位
・対象方位角
・地理座標
したがって、絶対値としての距離、大きさ、高度、速度、形状は算出できない。
仮に中心核の幅を80px、画面幅を1920pxとすると、画面幅の約4.2%。水平画角をFとすれば角幅θは概算で、
θ ≈ 0.042F
となる。
例として、
| 仮定水平画角 | 中心像の角幅 |
|---|---|
| 2° | 約0.084° |
| 5° | 約0.21° |
| 10° | 約0.42° |
| 20° | 約0.84° |
ただし、これは飽和した見かけの像であり、実体の角径ではない可能性がある。
仮に水平画角5°、中心像0.21°と置いた場合、
| 仮定距離 | 見かけの幅 |
|---|---|
| 1km | 約3.7m |
| 5km | 約18m |
| 10km | 約37m |
| 30km | 約110m |
となる、この数値を実際のUAP機体サイズと解釈することはできない。センサーの点像拡大が大きいなら、実体はこれより大幅に小さくなる。
PR104暫定結論
確実にいえること
・赤外線上の高コントラスト源が追尾されている。
・その像は強く飽和・変形している。
・六芒星状パターンは対象物の外形とは断定できない。
・異常な速度や加速度は映像から実証できない。
最も重要な所見
この動画は「六本の突起を持つ未知UAP」の証拠というより、強い赤外線源または高コントラスト点状対象が、センサーのPSFによって六方向に拡散した映像と考えるのが、現段階では最も適切。
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2024.10.02 20:00心霊黄海上空に浮かぶ“六芒星”の正体は──宇宙現象観測所センター代表・北島弘氏が米政府公開UAP映像「DOW-UAP-PR104」を解析【解析1】のページです。六芒星、SPOC、UAP、宇宙現象観測所センター、北島弘、UFOファイルなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

