「ダボス会議」で世界のトップリーダーたちが懺悔 「AIの成長が早すぎて超ヤバい。認識が甘かった」
1月17日から20日にかけてスイス・ダボスで開催された世界経済フォーラム、いわゆる「ダボス会議」。イギリスが国民投票でEU離脱を決めた“ブレグジット”や、アメリカのトランプ新政権誕生などで世界が揺らいでいる中、幅広い議題が活発に話し合われたということだが、その中には昨今めざしい進歩を見せているAI、人工知能についての興味深い発言もあったという。
■セルゲイ・ブリン氏、AIの急激に進化に「注意を払っていなかった」
世界中のトップリーダーが一堂に会した今年の「ダボス会議」だが、世界的な不況のなかにあってグローバル経済の再活性化や、社会の内側からの経済成長を目指す“インクルーシブ・グロース”などが熱心に話し合われ、一方でドローンやAIなど今後の成長分野である“第4次産業革命”についても活発に討議されたということだ。会議にはIT業界の雄、Googleの共同創立者であるセルゲイ・ブリンも参加して発言を行ってはいたのだが……。
今にして振り返ってみても激動の2016年ではあったが、国際情勢が混迷を深める一方でドローンやVR&AR、人工知能などの最先端技術の動向も何かと賑やかな年であった。その中でも、世界トップクラスの囲碁棋士に圧倒的勝利を収めた囲碁AI「AlphaGO」の偉業が世界に大きな衝撃を与えたことは記憶に新しい。この直前まで、AIが人間のプロ囲碁棋士に勝つようになるには、あとまだ10年はかかるといわれていたのだ。
この「AlphaGO」を開発したDeepMindの親会社であるGoogle(正確にはGoogleの親会社のAlphabet)をラリー・ペイジと共に創設したセルゲイ・ブリンだけに、誰もがその発言に注目したのだが、その内容は一瞬言葉を失うものであった。AIがここまで急激に進化することに「注意を払っていなかった」と、自分の認識の甘さを素直に認めたのだ。そしてAIが今後どのような方向に進化していくのかについて、まったく見当がつかないことも表明している。
IT業界の最重要人物の1人であるセルゲイ・ブリンが、今になってAIの進化に驚かされているのは意外な感じを受けるのだが、いったい何がブリンをしてそう言わしめているのか。
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