夢のマイホームの床下から「83体の遺体」が出現… そのまま埋め戻して生活する夫婦のメンタルが強すぎる

マイホームを持つなら、人とは違うユニークな物件がいい。そんな夢を抱く人は多いだろう。だが、その「ユニークさ」が度を超えていた場合、あなたならどうするだろうか?
イギリス・ウェールズで、古い教会を購入し、夢のマイホームへと改装しようとした夫婦が遭遇した出来事が話題を呼んでいる。
彼らが床板を剥がしたとき、そこには数体どころではない、なんと83体もの遺体が眠っていたのだ。
日本人の感覚なら即座に「事故物件」認定でお祓いコースだが、この夫婦の対応はあまりに英国的(?)でたくましかった。今回は、死者と共に暮らすことを選んだ一家の、驚きの・リノベーション記を紹介しよう。
「5ベッドルームの家」を買ったはずが…
事の発端は2021年。ルーシー・トーマスさん(53)と夫のリースさん(45)は、以前から気になっていた「聖ピーター教会」が売りに出されているのを見つけた。築900年、グレードI(重要文化財級)に指定されている歴史的建造物だ。
広告には「5ベッドルームの家」と書かれていたため、てっきり改装済みの物件だと思って見学に行った二人。しかし、扉を開けてびっくり。そこは埃まみれの、紛れもない「ただの古い教会」だった。
普通ならここで回れ右だが、二人は建物の魅力に「完全にハマってしまった」という。結局、オークションにて40万5000ポンド(約8600万円)で購入を決めてしまったのだ。

「5、6体かな」→「83体でした」
本当の試練はここからだった。
居住用にするためには、床を掘り起こして配管や基礎を整備する必要がある。考古学者からは「教会の床下には名士や聖職者が埋葬されていることが多いから、5〜6体は見つかるかもね」と警告されていた。
覚悟を決めて掘り始めた夫婦だが、出てくるわ出てくるわ。
「掘り始めると、当初の予想よりはるかに多いことが明らかになりました。次から次へと遺体が出てくるんです」(ルーシーさん)
最終的に確認された数は83体。夫婦や親子が寄り添うように埋葬されているものもあったという。自分の家の床下が、完全なる「共同墓地」だったわけだ。

床暖房で遺体もぬくぬく? まさかの「共生」
ここで夫婦が取った行動が凄い。
「最初の数体は不気味でしたが、徐々に慣れてきました」と語るルーシーさん。なんと、彼らは遺体を別の場所へ移すのではなく、「そのままにしておく」ことを決断したのだ。
敬意を表して彼らを安らかに眠らせたまま、その上に新しい床を張り、なんと床暖房まで完備した。
冬の夜、ポカポカと暖かい床の下で、83体の骸骨たちも一緒に暖まっている図を想像するとなんとも言えない気持ちになる。これを「究極の供養」と呼ぶべきか、それとも「メンタル強すぎ」と呼ぶべきか、意見が分かれるところかもしれない。
6ベッドルームの豪邸が完成、Airbnbにも登場
4年間の激闘の末、廃墟同然だった教会は、6つの寝室と6つのバスルームを備えた豪華な邸宅へと生まれ変わった。

オリジナルの石壁やステンドグラスはそのままに、グランドピアノやホットタブ(露天風呂)まで完備されている。
現在、この家は民泊仲介サイト「Airbnb」にも登録されているという。
「私たちはこのプロジェクトに心血を注ぎました。もう一度やれと言われても、喜んでやるでしょう」と語るルーシーさん。
83人の“静かな同居人”たちに見守られながら過ごす夜。霊感の強い人にはおすすめしないが、歴史と非日常を感じたい人には、これ以上ない宿泊先かもしれない。
参考:Daily Star、ほか
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2024.10.02 20:00心霊夢のマイホームの床下から「83体の遺体」が出現… そのまま埋め戻して生活する夫婦のメンタルが強すぎるのページです。イギリス、教会などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで