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『まいにち哲学』(ポプラ社)

 男装アイドルユニットのメンバーとして活躍した原田まりるが作家・哲学ナビゲーターに転身!! 前作『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』(ダイヤモンド社)は、女子高生の前にニーチェやキルケゴールが現れ、少女に生きる意味を教えていくという、哲学入門書的な小説観がヒットに繋がった。今回は哲学者の名言を集め、解説した新刊『まいにち哲学』(ポプラ社)を中心に原田まりるさんの人生哲学をうかがった。

――まず原田さんが哲学に興味を抱いた理由は?

原田 私は高校時代から歌手の尾崎豊さんのファンでした。彼の歌詞の中に「生きる」「自由」という単語が出てきて「このような問いへの答えは何を勉強したらいいんだろう」と気になったんですね。その時たまたま哲学者の中島義道先生の本を読み「尾崎の言っていることは哲学を勉強すればわかるかも」と知ったのが始まりです。

――哲学といっても広いですが、どの辺りが一番好きですか?

原田 実存主義系が好みですね!

 私は哲学をよくアイドルグループに例えて説明するんです。哲学界がアイドル業界全体だと思ってください。するとAKBやももクロがいて、それぞれのグループで世界観が違います。そのアイドルの特色や時代が、哲学でいう●●主義と思えませんか? だから、●●主義の中で、アイドルでいうところの“推し”(お気に入り)=“推し哲”を決めると楽しいですよ。

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――哲学って難しいイメージですけど、アイドルにたとえるとわかりやすいですね。ちなみに原田さんの推し哲は?

原田 私は19世紀デンマークの哲学者セーレン・キルケゴール推しです。ほかの推しは、この本にも多く掲載したアルトゥール・ショーペンハウアー、J・スチュアート・ミル、あたりですかね~。

――『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』という著作もありますが。ニーチェは推さないの?

原田 ニーチェはアイドルでいうところのセンター性がありすぎて……。私はセンター性があってキラキラしてる人より、端の方や若干暗い人の方が好きです(笑) 実際にアイドルでもそういう人を推すんです。ニーチェは自分じゃなくても、誰かが推してくれる。

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