ソチ五輪開幕の裏でうごめく陰謀！ カップル専用トイレ、予算の横領、野良犬の駆除…　お・と・し・ま・えは誰がつける？

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　また、ソチ五輪関連ではプーチン氏以外にも激怒している人たちがいるようです。それは動物愛護団体の方々。五輪開催前にソチでは、街の景観を損ね、スポーツ競技の邪魔になる恐れがあるとして野良犬の一斉駆除が行なわれる予定でした。ところが、それを聞きつけた愛護団体の方々が激しい抗議を行い、計画は白紙にされたはず…だったのですが、なんと実行していたのです。

　ニューズウィークによれば、駆除を依頼された業者の経営者は米ABCニュースの取材に対し、いつ雇われたかは言えないし、何匹“駆除”したのかはわからないと解答。すでに数えきれないほどの野良犬や猫が処分されているようです。また経営者は、仕方ないとしていましたが、つい「野良犬たちはしょせん、生きたゴミだ」と本音を答えたと伝えられています。

　開催日を迎えたソチ五輪。プーチン氏は、IOCのレセプションで「ソチオリンピックは町の景観を変え、より美しく快適にしたばかりではなく社会・経済的、文化的、そして環境的発展に貢献した」と述べたと伝えられていますが、その景観の裏側にはどれほどの闇が眠っているのでしょうか？
（文＝ヌートリアン・カピバランヌ）

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