大地震を予言する諏訪大社!! 2014年の結果は…?
以前の記事で、岐阜県高山市にある「伊太祁曽(いたきそ)神社」で、粥を用いて1年の豊作や世相の吉凶を占う「管粥神事(くだがいしんじ)」を紹介した。ここで予言されたソチ冬季オリンピックの結果では、「浅田真央選手が金メダルを取れない」という予言は、その通りになってしまった。
今回は、この「管粥神事(くだがいしんじ)」と類似した「粥占(かゆうら=お粥占い)」を行っている長野県・諏訪大社の「筒粥神事」を紹介する。諏訪大社は上社と下社の二社あるが、この神事は下社の宮で毎年1月15日に行われる。前夜からコメと小豆と葦を入れた筒を大釜に入れ、一晩中粥を炊いて、粥の筒への入り具合で農作物や世相の吉凶を占う。
■「筒粥神事」で凶相が出ると大地震が起きやすい?
筆者がこの神事に注目するのは2011年の筒粥神事で、東日本大震災の発生を予見していた節があるからだ。この年の「世相」を占った結果は、五分満点の「三分五厘」と、厳しい結果となった。100点満点でいうと70点と、それほど悪くないと思われるだろうが、「三行半」(みくだりはん)を意味する「凶相」とされている。
北村和孝権宮司は、「今年は怖い1年。過去20年間の中で最も悪い結果が出た」と語った。春は早めに訪れるが、途中で予想外のことが起き、足をすくわれる 相とのこと。そして2カ月後に、確かに「予想外」の大震災が発生してしまった。
■御柱祭の死者も予言される?
諏訪大社といえば、7年に1度行われる奇祭「御柱祭」(おんばしらさい)で知られるが、特に「木落し」や「建て御柱」といった行事は危険な要素もあり、死者が出ることも珍しくない。前回の御柱祭が行われた2010年の筒粥神事では、作物のできはジャガイモなど7品目で「上の上の豊作」と出たが、世相は「三分四厘」で、前年の結果を下回った。では、その年に何か凶事があったかというと、春に行われた御柱祭において、筒粥神事が行われた春宮で、境内に御柱を建てる「建て御柱」の行事の最中、柱の上に乗っていた2人が落下して死亡してしまったのだ。筒粥神事は、このことも予言していたのだろうか。この惨事は、翌年の東日本大震災の発生も予見していたのではないかという解釈も出てきそうだ。
2012年と2013年の筒粥神事では、世相が「三分六厘」となり、「相に明るい兆しが見られる」と釈された。自然災害では、多くの死者が出る地震は起きずに済んだのが関係あるのだろうか。
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