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画像は、「The New York Times」より

 1966年、静岡県清水市(元静岡市清水区)で起きた袴田事件。みそ製造会社専務の一家4人を殺害・放火したとして、死刑が確定していた袴田巌さん(78)が先月、静岡地裁によって出された再審開始を認める決定を受けて、実に48年ぶりに釈放された。

 昨年4月、袴田さんは「世界で最も長く収監されている死刑囚」としてギネス記録に認定されるなど、事件は世界からの注目も集めていた。特に再審開始の決定がなされてからは、様々な団体やメディアがこぞって大きく事件を取り上げ、非常に強い口調で日本の司法・警察制度に対する批判を繰り広げている。本記事では、袴田事件に対する海外の反応の数々を紹介しよう。

 国際人権NGO「アムネスティ・インターナショナル」の東アジア調査部長は、「日本の当局は、袴田さんに対して行ってきた野蛮な行為を恥じるべきだ」と語る。また45年以上に渡って、毎日死刑の恐怖にさらされてきた袴田さんには、「心理的な拷問が加えられていた」と指摘し、「国際基準に沿って日本の司法制度が改革されるよう、今後も働きかける」としている。

 「テレグラフ」「ガーディアン」「インデペンデント」を始めとする複数の大手英紙は揃って、自白に頼る捜査・裁判手続きや、密室で行われる尋問などに疑問を呈する。さらに踏み込んで、世界中で死刑制度廃止の動きが高まる中、日本は世界で9番目に死刑執行が多い国であると批判的に伝えている。

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