iPS細胞で「人工血液」を大量生産!? 献血も不要に!?
2014.04.25 12:00
■10年後には献血への依存度は劇的に低下
それでは、赤血球の大量生産ができれば献血は本当に必要なくなるのでしょうか。実は、そういうことでもありません。献血をされる方はご存知かと思いますが、献血では赤血球の他に、血小板や血漿を採取しています。赤血球の供給が人工的にできても、血小板や血漿の供給ができなければ、現在の輸血需要をカバーできません。
しかし、それも近いうちに解決されるかもしれません。血小板については、今年の2月に理化学研究所が大量に供給する方法を開発したと発表しました。こちらも来年あたりから臨床試験を始める計画で、10年後の実用化を目指しているようです。あとは血漿成分を安定的に大量供給出来る見通しが立てば、献血に依存している部分をかなり減らすことができるかもしれませんね。
(文=杉田彬)
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊iPS細胞で「人工血液」を大量生産!? 献血も不要に!?のページです。杉田彬、STAP細胞、iPS細胞、万能細胞などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング11:35更新
- ・恒星間天体3I/ATLASから“異常な量”の金属を検出、宇宙船説が再燃
- ・誰でも“時間を引き伸ばす”能力を持っている?科学が解き明かす「時間拡張体験」の謎
- ・鬼火(ウィル・オ・ザ・ウィスプ)の正体、ついに解明か?
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・ホーキング博士の予測は正しかった!
- ・「Wow! シグナル」、発信源は恒星間天体「3I/ATLAS」だった?
- ・2つの巨石神殿のミステリアスな類似性
- ・謎の恒星間天体「3I/ATLAS」は“異常な塊”だった!
- ・「世界の終わり」本当の姿とは?人類を滅ぼす“3つの黙示録”
- ・シミュレーション世界から脱出できるのか?
- ・恒星間天体3I/ATLASから“異常な量”の金属を検出、宇宙船説が再燃
- ・謎の「黒いピラミッド型UFO」が出現
- ・誰でも“時間を引き伸ばす”能力を持っている?科学が解き明かす「時間拡張体験」の謎
- ・鬼火(ウィル・オ・ザ・ウィスプ)の正体、ついに解明か?
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・ホーキング博士の予測は正しかった!
- ・“エイリアンの秘密基地”とされるポポカテペトル山で謎の発光体が乱舞
- ・UFOに乗っているのは“高次元の地球人”だった!?宇宙人でも平行世界の住民でもなく… 識者が提示する「6つの証拠」
- ・「Wow! シグナル」、発信源は恒星間天体「3I/ATLAS」だった?
- ・歴史の常識を覆す!? 5冊の“禁断の書”
編集部 PICK UP