宇宙空間を満たしている超冷たい水とは?我々は水中で生きている!?
■宇宙を満たす冷たい水
もし粘性がゼロに近ければ、光子をはじめ様々な物質が容易に移動できることになる。まるで音が空気中を伝わるように光が宇宙空間を容易に移動することが可能になる。「超流動体」の特性として、エネルギーを失わずに、際限なく流れることができ、同時に優れた熱伝導製性を持つ。温度は物体を構成する量子の運動エネルギーである。温度が高ければそれだけ、激しく原子や電子が動いていることを意味する。逆に、温度が下がるにつれその運動はおだやかになっていく。絶対零度(マイナス273度)付近の状態において、原子は個々の同一性を失い、単一の原子のように振る舞うことによって、特有の性質を持つことはよく知られているが、宇宙空間に超流動体が満ちているとすれば、それは絶対零度に近いとても冷たい液体によって満たされていると推測されるのだ。リベラティ教授とマッキオーネ教授は、「時空が1つの古典的物質とするのならそれ以上なにも進みません。もっと視覚的な液体の性質にも目を向けるべきです」と、問いかける。
さらに、「私たちは、天体観測によって数百万光年かなたの光子が移動することを見ることができます。もし宇宙空間が流動体であったとしたら、我々の計算によると、超流動体でなくてはならないのです。それはつまり、限りなく粘性がないく、より弱い散逸効果が存在すると予想しています。それはつまり、限りなく粘性がないく、より弱い散逸効果が存在すると予想しています。現代の宇宙物理学技術で時間は量子重力を単に思索的な視点からより現象的なものにしました。時間が重力によって働いているということは、実にワクワクすることです」と、リベラティ教授は語った。果たしてこの新説は正しいのだろうか? 結論が待ち遠しい。
(アナザー茂)
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