モナ・リザは世界初の3D画像だった!? 2つ並べて眺めてみると…!!
■製作現場は師弟入り乱れての修羅場!?
もしこの仮説が正しかったとして、2枚の絵画が同時進行で描かれていたとしたら、仮にダ・ヴィンチが一人でその作業を行っていたとしても、題材に対する視野がとても狭くなっているので(キャンバス2枚が並ぶわけですから)、ひどく困難な作業だったと思われます。もし、弟子が片方を描いていたのなら「ちょっと邪魔! 頭どけろ」としょっちゅう言わなければならなかったことでしょう。
壁に横幅53cm(ルーヴル・モナ・リザの実寸)の絵画を2枚並べて掲げて、立体的に見える距離を探るのはちょっと面倒そうですが、現代の我々は小さな2枚の写真(画像)を使って、卓上(モニター上)でその立体性を検証することができます。一時期流行った3Dアートを見る要領で、焦点を合わせずぼんやり遠くを見る感じで画像を眺めると…。おー、確かに立体的に見える。う~ん、けど、なんかちゃんと合致しない。あ~、ちょっと酔いそう。
写真でもない500年前の絵画で、完全な3D画像を楽しめるはずもありませんね。
500年経っても様々な話題を提供し続けるモナ・リザは、ダ・ヴィンチが着手してから死ぬまでの15年ほどの間、ずっと手元に置いていた作品の一つです。もしかするとダ・ヴィンチは、立体絵画を極めようとして極め切れず、作品を世に出すことをためらっていたのかもしれません。まぁ、そんなことはないにしても、謎が多く想像を巡らす余地が大きいこともモナ・リザの魅力の一つになっていることは間違いありません。
(文=巴有亜生)
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2024.10.02 20:00心霊モナ・リザは世界初の3D画像だった!? 2つ並べて眺めてみると…!!のページです。アート、絵画、巴有亜生、3Dなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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