【シリア内戦】結婚ジハード ― 16歳少女2人が（親に内緒で）戦場に向かった理由とは？

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　イギリス警察は、現在同国に住むイスラム教徒の一部にISISの極めて過激な主張が浸透し始めていることに頭を悩ませている。在英ムスリム組織の1つ「ラマダン財団」の会長を務めるモハマド・シャフィク氏も、

「ISISは残忍で邪悪な組織です。人の命に敬意を払わず、完全にイスラム教の教義に対立している。彼らの仲間に加わらないように呼びかけている」
「姉妹は、自分自身を危険にさらしている。シリアに到着した瞬間に、あんな場所へ行ってしまったことを後悔するだろう」

と語っているが、特に感受性豊かな若い世代の間で、ISISの教えに洗脳される傾向が見られるという。そしてそのような若者の多くは、シリアやイラクでの戦闘に参加するため、現地に向かってしまう。さらに彼らの中には、（イギリスへの）帰国後にテロのスキルを活かすことをオンライン上で「表明」するものさえいるという。キャメロン首相も、今後英国に戻ってくる戦闘員たちが、イギリスの深刻な脅威になると懸念を表明している。

　さて、双子姉妹の両親は、ISISへの傾倒がもたらした「結果」について、非常にショックを受けている様子だと伝えられる。果たして2人が両親の元へと戻ってくる日は訪れるのだろうか。
（江戸菜クリンジ）

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