日本からアフリカのテロ組織に資金が流れている!? 外交官が語った、「ボコ・ハラム」の闇
4月14日、ナイジェリア北部ボルノ州で、総勢200人以上の女子学生がイスラム原理主義組織ボコ・ハラムに誘拐されるという衝撃的な事件が発生した。この事件は、ナイジェリア政府とボコ・ハラムとの間で激しい抗争が継続していることを、世界に改めて認識させた。さらに今月9日、ボコ・ハラムは4月の誘拐事件の発生地にほど近い村で、約20人の女子学生を再び誘拐したと伝えられている。
現在ボコ・ハラムについては様々な情報が錯綜しているが、前回に引き続き、その実態を正確に把握するべく、旧知の外交官に聞いた話をお届けしよう。なんとこの外交官によると、ボコ・ハラムの活動は私たち日本人にとって、決して「遠い国の話」では済まされない問題でもあるというのだ。

■外交官は忠告する「他人ごとではない」
外交官は、ボコ・ハラムの事件は日本人にとって決して他人ごとで済まされない問題であると忠告する。
「ボコ・ハラムは、アル・カーイダやムラービトゥーン、さらには昨年アルジェリアの天然ガス施設を襲撃したベルムフタール派など、他の過激な組織とも関係を持っているようです。リビアのカダフィ政権が崩壊したことで、サハラ砂漠全体の国境管理はほとんどできていません。こうした状況下、各国の過激組織は、内戦中リビアに流れた武器を容易に入手できるようになっています。アフリカ北部で活動している日本企業は、今のうちに最悪の事態に備えておくべきでしょう」
2013年1月、アルジェリアの天然ガス精製プラントがイスラム系武装集団に襲われ、日本人10人を含む各国37人が犠牲になった事件は記憶に新しいが、同様のことが他の国でも充分起こり得る状況にあるというのだ。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊日本からアフリカのテロ組織に資金が流れている!? 外交官が語った、「ボコ・ハラム」の闇のページです。テロ、アフリカ、櫻井慎太郎、外交官、ボコ・ハラムなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
事件最新記事
人気記事ランキング更新
- ・人類が自ら招いた「最悪の人災」6選!
- ・「俺は生きている!」自身の葬儀に“死んだはずの男”が乱入
- ・“切り裂きジャック”の正体が判明
- ・197カ国制覇した旅人が選ぶ「世界で最も怖かった場所」
- ・超有名観光スポットに突如“生首”! 浮いた首なし遺体と謎の遺書…
- ・『奇跡のリンゴ』が米国で発禁、“アノ企業”の圧力か!? 「命が危うい…」
- ・同時に5軒の事故物件を借り、5年で死ぬ男・松原タニシ!
- ・なぜ「ジョンベネ殺害事件」は25年も未解決なのか?
- ・拾ってきた放射性物質で家族4人が死亡
- ・八仙飯店之人肉饅頭 ― マカオを震撼させた一家惨殺事件
- ・UFOに乗っているのは“高次元の地球人”だった!?宇宙人でも平行世界の住民でもなく… 識者が提示する「6つの証拠」
- ・「Wow! シグナル」、発信源は恒星間天体「3I/ATLAS」だった?
- ・現代も続く宗像大社「山田地蔵の呪い」とは?
- ・歴史の常識を覆す!? 5冊の“禁断の書”
- ・2つの巨石神殿のミステリアスな類似性
- ・謎の古代岩壁画「オネガのペトログリフ」
- ・「世界の終わり」本当の姿とは?人類を滅ぼす“3つの黙示録”
- ・中国に“世界で最も高い橋”が完成 ― 東京スカイツリーに匹敵の高さ
- ・【心霊】戦後最大のビル火災「千日デパート火災」後に張り巡らされた“鏡の結界”とは…?
- ・シミュレーション世界から脱出できるのか?