ゴキブリが“バックパック”を背負ってスパイ活動? ドイツ企業が開発する衝撃の昆虫サイボーグ技術

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 コミックの世界から抜け出してきたようなアイデアが、現実のスパイ技術を変えようとしている——。

 ドイツのスタートアップ企業「SWARM Biotactics」は、ゴキブリを小型スパイに変身させるプロジェクトを進めている。この企業が目指すのは、人間や従来のドローンでは侵入不可能な場所に、小さなバックパックを背負った昆虫を送り込み、情報を収集することだ。

 古くから人類は、伝書鳩や警察犬など、動物の能力を借りてきた。しかし、SWARM Biotacticsは昆虫という新たなフロンティアに挑んでいる。彼らはゴキブリの触角に電極を接続し、電気信号を送ることで進行方向を誘導する技術を開発している。

マダガスカルゴキブリとハイテク「バックパック」

 このプロジェクトに選ばれたのは、大型のマダガスカルゴキブリだ。彼らの体は、GPSモジュール、マイク、小型カメラといった精密機器を搭載した「バックパック」を運ぶのに十分な大きさがあり、かつ狭い隙間にも入り込める柔軟性を備えている。

 企業側は、昆虫を完全にコントロールするのではなく、特定のターゲットに向かうよう誘導することが目的だと強調している。昆虫本来の行動パターンと人工知能、そして高度なセンサーを組み合わせることで、生物学的でスケーラブル、そして目に見えない戦術的優位性を生み出そうとしているのだ。

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マダガスカルゴキブリ By Almabes at English Wikipedia – Transferred from en.wikipedia to Commons by Sreejithk2000 using CommonsHelper., Public Domain, Link

災害救助からスパイ活動まで、広がる可能性

 SWARM Biotacticsは、これらの「バイオボット」が、倒壊した建物内での生存者捜索や、国境警備、さらには危険地帯での監視活動など、従来の手段が失敗するような環境で活躍できるとしている。狭く、散らかった場所やリスクの高いエリアでも、ゴキブリたちは静かに侵入し、データを持ち帰ることができる。

 同社は最近、この技術を研究室レベルから実用化段階へと進めるために1300万ユーロ(約24億円)の資金調達に成功した。これは、投資家たちがこの奇妙なバイオロボット昆虫に大きな可能性を感じていることの証だろう。

 人間には到達できない場所へ忍び込み、音もなく任務を遂行する小さなスパイたち。マーベル映画のようなコンセプトが、私たちの現実世界で動き出そうとしている。

参考:Daily Star、ほか

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