海外の超悲惨なアンビリーバボー歯科治療!! インドでは“232本の歯”を摘出、アメリカでは…痛恨の驚愕医療ミス!
7月24日、ニュースサイト「Mirror」をはじめとする複数のメディアで衝撃の画像が公開された。報道によると、インドに住む17歳の少年、アシク・ギャバイ君の口から、なんと232本もの歯が摘出されたというのだ。
ことの経緯は1年半前に遡る。すでにその頃から顎に痛みを感じていたアシク君。村の歯科医に診てもらうも、原因は不明で、我慢し続けてきたという。しかし今年の6月頃から、あまりにも痛みを訴えるようになったアシク君に対し、父親であるスレシュ氏は「癌」の可能性を心配し、ムンバイにあるJJ病院へと連れて行った。
そして診断の結果、歯原性腫瘍の一種「複雑性歯牙腫」であることが判明、手術が決まった。特に、彼の場合は歯牙組織が増殖し、不規則に塊状物が形成され、それらが完全に埋没していた。
■まるで小さな白い真珠!?
歯牙種の摘出手術には、なんと7時間を要した。彼の顎の下から次々と白い真珠のような歯(塊状物)が発見され、中には大理石ほどの大きさのものまであり、ノミとハンマーで取り出したというから驚きだ。メディアの取材に応じた主治医は、「私の30年間の実績の中で例を見ない稀な症例であり、とても刺激的なケースだった」と話している。
通常このような症状は、上顎に現れることが多い。しかし今回のアシク君のケースでは、腫瘍が下顎の深い位置にあり、232本もの歯(塊状物)が埋まっていても顎の形が変形することがなかったため、なかなか気づかれなかったようだ。手術後もアシク君の顔の形に変化は見られないという。
大小様々な歯(塊状物)を232本も取り出した医療チームは大したものだが、7時間もの間、口を開き続けたアシク君もさぞかし大変だったことだろう。ちなみに今回の症例について、JJ病院の歯科部長は、過去の記録(37本)を大幅に塗り替える世界記録となったと考えているようだ。
さて、手術は無事に成功、適正な数(28本)の歯となって顎の痛みからも解放されたアシク君だが、同じ抜歯手術で、まったく異なる結果を招く場合もある。次に、麻酔から覚めたら歯が全部なくなっていた……という悲惨な歯科治療のニュースを次ページで紹介しよう。
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