【怖い話】米国のTVスタッフが語った「悪霊が住む屋敷で襲われた恐怖の撮影」

 この家にはいつも何者かがうろついており、以前に写真を撮った時には2メートルを超える悪魔のような人影が写ったこともあるということだ。ディアナさんは、「ここには私を守ってくれる女性の幽霊もいるように思いますが、多くの亡霊は悪い者で人間ではありません」と言う。引っ越し後にこの家に幽霊が出る事を初めて知って以来、夫妻はこの家を売ろうと考えたが買い手はなく、また悪魔を追い払う為に牧師、霊媒、超常現象調査人を招いたが効き目は無かった。「幽霊屋敷というと、人は引き出しが勝手に開いたりする事を想像しますが、この家はそんなものではないのですよ。はるかにひどくてまるで地獄の様です」とディアナさんは、ペンシルバニアの「YDR」紙に語った。

■過去にここで凄惨な事件が何度もあった!?

 途方に暮れたシンプソン夫妻は、TV番組の「デッド・ファイル」に連絡をした。これは、元殺人課捜査官であるスティーブ・ディスチアビー氏と霊媒であるエイミー・アラン氏が別々のやり方で捜査を行う番組である。

 TVクルーは2月に8日間、撮影の為にシンプソン夫妻宅を訪れ、時代を遡った土地と住人の鑑定を含むディスチアビー氏の捜査を撮影した。そして撮影の最終日には霊媒のアラン氏がこの屋敷で霊視を行った。

 アラン氏は「死者との素晴らしい出会いがありました。過去にここであった犯罪が浮かび上がり、それはとても深刻なものでした」と話す。彼はこの家は5人の幽霊に占拠されていて、その中の3人はとても危険で乱暴だと言う。

 一方、ディスチアビー氏は幽霊たちの乱暴なふるまいは、この屋敷が原因ではなく、敷地全体から来ていると主張した。過去に若い女性の殺人と6人の子供の悲劇的な死亡事件がこの周囲で起きているが「持ち主はその歴史を全く知らないのです」とディスチャアビー氏は語った。

 番組の最後にアラン氏は、シンプソン夫妻に家を清める為の詳細な指示を言い渡し、ディアナさんはそれに必ず従うと約束した。

 アラン氏の指示の1つは、強い能力を持った男性の魔術師(Witch)を3日3晩雇う事だったそうだ。ところがシンプソン夫妻の雇った魔術師はわずか3時間で家から退散し、再び屋敷に戻ることはなかった。一体何があったのか? かくなる上は引っ越しするしかないと思うのだが、皆さんだったらどうしますか?

参考:「Daily Mail」、「The Evening Sun」、「YDR

文=美加リッター

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