舩坂弘の最強伝説!!太平洋戦争で死亡3日後に蘇生した不死身の日本兵 

■戦後、センター街のあの店が…

 その後舩坂は、戦争での強烈な体験から、自分の目で見てきたアメリカのあらゆる先進性を学ぶことが、日本の産業、文化、教育を豊かにすることではなかろうかと考え、焼け野原となった東京・渋谷駅ハチ公前の養父の地所に、わずか一坪の書店を開くのであった。これが、渋谷に来たら誰でも目にする「大盛堂書店」に発展するのである。舩坂は書店経営の傍ら、『英霊の絶叫・玉砕島アンガウル戦記』『血風 二百三高地』『ペリリュー島 玉砕戦』『サクラ サクラ ペリリュー島洞窟戦』『硫黄島 ― ああ!栗林兵団』『殉国の炎』『聖書と刀 ― 太平洋の友情』『関ノ孫六・三島由紀夫その死の秘密』などの本を出版。剣道を通じて親交があった三島由紀夫が帯を書いたものもあった。ちなみに本の印税は「世界中の人々に役立ててほしい」と、全額国際赤十字社に寄付したという。

 日頃、渋谷のスクランブル交差点を利用する筆者には、なかなか意外な話である。今は若者の街となってしまった渋谷であるが、そうした歴史の積み重ねがあって今があるということを忘れてはならないと再認識させてくれる。先人たちの教えから学ぶことは尽きないと、しみじみ思うのである。

文=アナザー茂

英霊の絶叫―玉砕島アンガウル戦記 (光人社NF文庫)

読めば不死身の漢(おとこ)になれるかも?

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