幽霊によるセクハラで夫婦関係にヒビ? 「布団を剥ぎとり、太腿に触れ…」驚愕の一部始終とは?
■夫婦関係にもヒビが
「マーク」によるセクハラは収まることを知らなかった。すると、結婚23年目になるデボラさんとケビンさん夫婦の間にも亀裂が生じ始める。ケビンさんは、「きみは幽霊が現れるようになってからすっかり変わってしまった」とデボラさんに言い放ったという。互いにイライラして衝突が多くなった夫婦は、やがて寝室を別々にしてしまう。
そんなある日の事だった。バスルームの前を通りかかった時、夫が携帯電話で誰かとヒソヒソと話している様子を感じ取ったデボラさん。そこから漏れる「ああ……わかった。やってみよう……」という夫の声を携帯電話で録音、本人の前で再生し、問いただそうとした。しかし携帯電話に録音されている声は、ケビンさんの声とは似ても似つかぬものだったという。
■除霊を試みるも……
この一件を境に、「幽霊が私たちの仲を引き裂こうとしていたのです」と悟った夫婦は、除霊が必要であると決意。まずはカトリック教会の聖職者に連絡をとった。やってきた聖職者は、祈りを捧げて聖水を家中にふりかけた。これで一件落着するかと思いきや、事はそれほど容易くなかった。
「(怪現象が)収まったのは数日間だけでした。再び首元でマークの声を聞くようになったのです」(デボラさん)
そこで夫婦は、次に地元の霊能力者スティーブ・ニーショー氏に依頼。ニーショー氏は、家中の写真を撮ってから熱による分析を試みた。するとそこに宙を舞う髪留めが写り込んだり、温度が低い場所を2箇所見つけるなど、いくつかの異常な点に気付く。しかし、1922年に農場だった場所に建てられたこの家で、何らかの悲劇が起こったという記録も残っていない。結局のところ、霊能力を持ってしても怪現象の原因を解き明かすことはできなかった。
追い詰められた夫婦は、「もう耐えられない」と引越しを決意。借家に移動してから、すでに1年以上が経過した。デボラさんは「今はセクハラお化けからついに離れることができて安堵しています」と語っている。
ラップ音、ポルターガイスト現象、幽霊のセクハラ、除霊……など、トピック満載の今回の恐怖体験談。果たして、夫婦に降りかかった怪現象の原因は何だったのだろう。これとほぼ同様のケースが、実話を基にした映画『エンティティー霊体』(1981年・米)でも描かれているので、興味がある人は観てみるといいだろう。また日本では、俳優の奥田瑛二が「幽霊と何度もセックスに及んだ」経験を『オーラの泉』(テレビ朝日)で明かしているが、今回の「マーク」は、デボラさんにも“行為”を求めていたのだろうか。あなたはどう思うだろう。
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2024.10.02 20:00心霊幽霊によるセクハラで夫婦関係にヒビ? 「布団を剥ぎとり、太腿に触れ…」驚愕の一部始終とは?のページです。除霊、幽霊、セクハラ、ポルターガイスト、ラップ音などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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