【人体の驚異】永遠に赤ちゃんのまま? ― 小さな身体に襲い掛かる原因不明の病!
●ハイランダー症候群
「ハイランダー症候群」は、他の症例に比べるとケース数が少なく、原因も遺伝子ではないと言われているなどまだまだ謎の多い病だ。ブルックさんは生まれてすぐに成長が止まり、知能も乳児とさほど変わらなかったという。
残念ながら彼女は昨年、20歳の若さで亡くなっている。
●8歳の赤ちゃん、ギャビー・ウィリアムスちゃん
アメリカモンタナ州に住むギャビー・ウィリアムスちゃんは8歳の少女であるが、生まれた時から知能も身体も成長が止まったままだ。食事やオムツを替えるなどは家族が全て行い、新生児とほぼ変わらない生活を送っているという。過去2年間、医師達はギャビーちゃんの症状を研究しているが、このようになった原因や治療法などは見つかっていないそうだ。
次に、これらの症状とは逆に、生まれてから老化が通常の何倍ものスピードで進んでしまう症例も紹介したい。
●プロジェリア(早老症)
先天的遺伝子異常を原因とし、新生児期もしくは幼年期に発症する事が多い。発症の確率として、新生児においては約400万人に1人、幼年期では約900万人に1人である。現在存命が確認されている患者は約200名だ。老化の進行が健常者の10倍以上と言われ、ごく稀に20歳を迎える患者もいるが平均寿命は13歳だそうだ。ちなみに患者の中でも著名であった写真のサムさんは、今年1月に17歳で亡くなっている。
遺伝子の異常なのか、または他の何かが原因なのか。ユエンユエンちゃんをはじめとする成長が止まってしまった症例、または通常の何倍ものスピードで成長してしまう症例など、解明され治療法が見つかるには更なる研究が必要であろう。それでもいつか、ユエンユエンちゃんが元気に走り回る姿を想像せずにはいられない。
参考:「Daily Mail」、「NY Daily News」、「ABC」、「CNN」ほか
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2024.10.02 20:00心霊【人体の驚異】永遠に赤ちゃんのまま? ― 小さな身体に襲い掛かる原因不明の病!のページです。病、医療、清水ミロ、幼児、子供、ハイランダー症候群、プロジェリアなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで