鮮明なネッシーの姿をついに激写?ネス湖から移動か?
イギリス発、世界のUMAの代表格といえば、ネス湖の大怪獣「ネッシー」だ。1934年に英紙「The Daily Mail」が掲載したあまりにも有名な写真は世界中に広まり、(後にトリックであったということが判明したものの)今でも多くのUMAファンを魅了し続けている。日本も含め、過去大いに盛り上がりを見せたUMAブームだったが、近年はすっかり下火に……と思いきや、本家ネッシーは今でも英国でしばしば目撃され、人々が忘れかけた頃に再び議論を巻き起こす存在なのだ。
そしてこのたび、またもやネッシーとしか思えない謎の存在が激写されたとして、英国のメディアが湧いている。英紙「The Daily Mirror」が今月11日に掲載した写真は衝撃的だ。そこには、まさに私たちがネッシーと聞いて思い浮かべる姿そのものが、極めて鮮明に写り込んでいるではないか。
写真を撮影したのは、ロンドン出身の写真家エル・ウィリアムズさん(24)だ。彼女がこれを撮影したのは、実はネッシーの棲家であるネス湖ではない。そこから約240km離れた場所にあるウィンダミア湖だ。2006年以降、ウィンダミア湖では複数回にわたり謎の存在が目撃されてきたというが、今回はそのシルエットがあまりにも過去に撮影されたネッシーと瓜二つであるため、「棲家から240km離れた場所にやってきたネッシーではないか?」と報じられているのだ。
その日ウィリアムズさんは、移り変わる自然の風景を写真に収めるため、仕事の一環でウィンダミア湖までやって来た。美しい湖畔風景を前に、カメラを三脚に立て、自動撮影のスイッチを入れる。そして1日が過ぎ、回収したカメラに記録された写真を確認していた時、この衝撃的な写真を発見したのだ。
「(最初は)アヒルやガチョウではないかと思ったんです」
「私は、これが一体何なのか、あらゆる可能性を考えています。あの時、あの場所でこのような光景が撮れたことを嬉しく思っています」(ウィリアムズさん)
自動記録カメラ「オートグラファー」のマーケティング担当者ジェームズ・エブドン氏は、今回の件にコメントを求められると、
「(このような写真を見た時)私たちは最初興奮し、次に疑い、そして笑いますね」
「これが何かは誰にも分かりませんよ。悪ふざけなのかもしれない。何であるにせよ、後の議論は専門家たちに任せましょう」
と語り、お手上げながらも騒動を楽しんでいるといった様子だ。
さて、今回ウィリアムズさんが激写した謎の存在、これは一体何だったのだろう。ネス湖に生息していないのであれば、もはやネッシーと呼ぶのは不適切なのでは……という議論はひとまず保留とし、ネッシー騒動が決して過去のものではないということは少なくともお分かりいただけるだろう。ネッシーのインパクトは、初の激写から80年以上が過ぎた現代においても健在だ。まさに現在進行形の、“最重要”UMAなのである。
(編集部)
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊鮮明なネッシーの姿をついに激写?ネス湖から移動か?のページです。ネッシー、イギリスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで