死神もどきが出現する墓地? 高速道路脇の墓地が一躍人気スポットに!! =米国
■見物人が集まる人気スポットに
今回死神が現れたサンノゼ・デル・エル・ロザリオ墓地は、高速道路のすぐ脇にある。この男が有名になると、人々はその姿を一目見ようとしてハイウェイ上に車を停めたり、時には道路をバックする者も出現、渋滞まで引き起こされたという。ゴンザレスさんは、「この様子では、いつか誰かが怪我をするのではないかと思います」と話す。ちなみにアルバカーキの消防署と警察署は、この件については一切関知しないということだ。
近所に住むプリシラ・バルデスさんは、「あそこには車がたくさん押し寄せて、大騒ぎになっていますよ。この男は、単に人の注意を惹きつけたいだけだと思います」と騒ぎにうんざりといった様子だ。
現在フェイスブック上では、男の写真が広く拡散、多くのコメントも寄せられている。中には「このダース・ベーダーを自分の葬式に呼びたい」というジョークや、反対に「自分たちの土地に迷信をまき散らすのは良くない」という真面目な意見も見られる。また、「米国の経済が良くないからこういう失業者を生む」という社会派のコメントや、「人に害を与えていないのだから、放っておけ」という放任主義のコメントもある。
以前、今回の死神に似た格好の男がアルバカーキの街で見られたこともあったが、顔が隠れていたため、果たして同一人物かどうかは分からないという。現在の所、彼が誰で、なぜこのようなことをしているのかは、誰にもわからない。
何とも奇妙な話ではあるが、この男はどうやって墓地まで来るのだろうか。徒歩で行ける場所ではないようなので、やはり車を運転して来るのだろうか。その点を探れば、男の素性もわかりそうなものだが――。しかしコメントにもあったように、この男は人に迷惑をかけているわけではないので、これ以上彼を追及する必要はないのかもしれない。
(文=美加リッター)
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