「月刊ムー」と「アドビ」のロゴマークはソックリ? 信じるか信じないかは、アドビ次第…!!【超常現象イベントレポート】
■真相を隠すための“あえてのニセモノ”(三上説)
そこに、三上編集長は「偽物を見せて嘘と思い込ませることで、真相を隠している」という理論を展開。たとえば、湾岸戦争の時の「油まみれの黒い水鳥」。これについて、世界のメディアは、イラクのフセインが原油を海に大量放出した悪行と報じた。だが、実際にはアメリカが流出を招いたにもかかわらず、それをフセインのせいにスリカエたのだ。
このように、報道はいくらでも嘘がつけるし、写真や映像だけで真実は判断できないということだ。ということで、超常現象の画像の真偽はフィフティーフィフティーとなり、決着はつかなかった。
さらに、イベントでは「デイリーポータルZ」編集長の林雄司氏がPhotoshopを使ったユニークな作品を発表したほか、アドビツールに頼らにユニークな画像加工(に見せかける)方法を披露。下に黒い丸の画用紙を置くことで宙に浮いているように見せたり、白い三角が描かれたクリアファイルを手に持てばYouTube画面に見えたり……などといった斬新なローテクニック。その意外な面白さは会場をおおいに沸かせた。
■陰謀?「ムー」と「Adobe」のロゴがソックリ
しかし、今回の最大の仰天ポイントは何と言っても、月刊ムーとAdobeの意外な関係。
三上編集長は「Adobe」と、「ムー」のロゴが似ていると力説。「ムー」はもともとムー大陸のムーから取ったもの。「ム」という字は三角形。幾何学的にシンプルな三角形は、ユダヤの秘儀カバラやピラミッドの象徴である。さらに「ムー」は、中国語で「目」を指す。このことから、秘密結社であるフリーメイソンが用いるシンボル、三角形に目を配した「プロビデンスの目」にも通じる。「ムー」はこの世のオカルトを表すすべての要素を取り込んでいるのだ。
そして、「Adobe」の「A」のロゴマークも三角形。アルファベットのAを逆さまにすると、フリーメーソンの象徴の一つである上向き三角形(コンパス)となる。つまり「A」は、メーソンのシンボルとしてよく使われているという。
さらに「ム」という字を転がすと「Adobe」のロゴマークとなる。そう、「Adobe」と「ムー」は、オカルトで繋がっているのだ!
始終笑いが絶えないホットなイベントとなったが、今後も「Adobe」と「ムー」がタッグを組んでさまざまな超常現象に切り込んで行ってほしいものだ。
(文=白神じゅりこ)
■白神じゅりこ
オカルト作家・コラムニスト・ライター。ジャンルを問わず幅広く執筆。世の中の不思議を独自の視点で探求し続けている。
・ブログ「じゅりこ 極楽への花道」
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2024.10.02 20:00心霊「月刊ムー」と「アドビ」のロゴマークはソックリ? 信じるか信じないかは、アドビ次第…!!【超常現象イベントレポート】のページです。白神じゅりこ、ムー、アドビなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで