クソッタレな時代に放たれた素晴らしすぎる異臭 ― 写真家・石川竜一「絶景のポリフォニー」2014年木村伊兵衛賞最有力候補者!?
■東京は12月16日まで、来年2月3日から大阪で巡回展が
「20年に一人の新人」(写真文化研究所 勇崎哲史)、石川竜一の銀座ニコンサロンでの写真展は12月16日(火曜日)まで。この週末、東京近郊の読者はぜひとも足を運んでみてください。来年2月3日からは大阪ニコンサロンでの巡回展が決定しているので、関西の読者はもう少々お待ちを。その時期には木村伊兵衛賞受賞者が決まっているはずだ。そして、東京にも大阪にも出にくい地域のみなさんは、ぜひぜひ2冊の写真集を手に取って、彼の目を通した現在の沖縄を感じてみてください。
右を見ても左を見てもクソッタレな時代だけど、こんなヤバい写真家と並走できることは同時代に生きる者として、幸福なことに違いない。
(文=渡邊浩行/YAVAI-NIPPON)
■プロフィール
石川 竜一(イシカワ リュウイチ)
1984年沖縄県生まれ。2006年沖縄国際大学卒業。大学在学中に写真と出会う。08年前衛舞踊家しば正龍氏に師事。10年写真家勇崎哲史氏に師事。11年東松照明デジタル写真ワークショップ(3期生)に参加。12年「okinawan portraits」で第35回写真新世紀佳作受賞。
写真展に、10年「脳みそポートレイト」(沖縄県立博物館・美術館1F県民ギャラリー)、「瞑」(ギャラリーoMac写真、コンテンポラリーダンス)、11年「FRAGMENTS2」(沖縄県立博物館・美術館1F県民ギャラリー)参加、東松照明デジタル写真ワークショップ終了展(沖縄タイムスビル)、「Open Okinawa 沖縄幕開け!展」に@space tropical 参加。写真、コンテンポラリーダンスで出演、12年「沖縄本土復帰40周年写真展 OKINAWA 0 POINT」参加、13年「FRAGMENTS3」(沖縄県立博物館・美術館1F県民ギャラリー)参加、13年「FRAGMENTS3」に写真、コンテンポラリーダンスで出演、14年森山大道ポートフォリオレビュー展出品、「RYUICHI ISHIKAWA」(gallery ラファイエット)、清水穣キュレーショングループ展「show case #3」(@eN arts)などがあり、写真集に『SHIBA踊る惑星』(10年、自費出版)、『しば正龍 女形の魅力』(13年、自費出版)、『RYUICHI ISHIKAWA』(14年、写真集形作品)、『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits』(以上14年、赤々舎)などがある。
【石川竜一写真展「絶景のポリフォニー」】
■東京での展示
日時
2014年12月3日(水)~16日(火)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
場所(東京)
銀座ニコンサロン
〒104-0061東京都中央区銀座7-10-1
STRATA GINZA(ストラータ ギンザ)1階
http://www.nikon-image.com/activity/salon/schedule/
■大阪での展示
日時
2015年2月3日(火)~11日(水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
場所
大阪ニコンサロン
〒530-0001
大阪市北区梅田2-2-2
ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
http://www.nikon-image.com/activity/salon/schedule/
■写真集
『絶景のポリフォニー』
『okinawan portraits 2010-2012』
http://www.akaaka.com/publishing/books/bk-ishikawa-op.html
発行元:赤々舎
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