第2のスノーデンが北朝鮮に出現?UFOとCIAについて言及したが一体何者か?

第2のスノーデンが北朝鮮に出現?UFOとCIAについて言及したが一体何者か?の画像1画像は、会見の様子を伝えた「foxnews」より

 12月14日、中国から川を渡り北朝鮮に不法入国したとする米国人男性が、平壌で記者会見し、北朝鮮の「社会主義体制」を称賛、米国の「帝国主義」的な世界支配を非難した。

 また、「2001年のアルゼンチン経済危機」「アメリカ政府による人権侵害」についても言及。「米国がベネズエラのウゴ・チャベス大統領を殺害した」「アメリカの帝国主義による影響や支配について、汚職や脅迫とともに明らかにしていきたい」などと発言したことが明らかになっている。彼は現在、北朝鮮内において、拘束されることなく平壌市内の高級ホテルで過ごしているというが、こうしたアメリカ批判の発言が今の状況を作り出していることは明らかである。

 海外の複数メディアで報道された内容を調べると、この男性は、テキサス出身のアルトゥーロ・ピエール・マルチネス氏(29)で、以下のような人物であることがわかった。

・米国で、精神病院に入院していたことがある
・15歳でコンピュータの資格を取るようなオタク
・母親の発言「息子はとても知的な子。彼はラテン系の人々を保護したいと思っていた。また世界や人々のことについて心配していた」
・アメリカの政治家や警察、選挙、刑務所制度を批判している
・UFO、CIAによるコカイン取引、敵国の人々に作用する「超音波デバイス」、等の存在に言及
・マルチネス氏発言「UFO現象は地球外文明によるものではなく、麻薬を秘密裏に運ぶためにアメリカが生み出したドローンである」
・マルチネス氏発言「アメリカはイラクに対して違法な戦争をしてきた。マフィアと同じ」
・マルチネス氏発言「アメリカの億万長者は、世界征服をたくらんでおり、人格障害で誇大妄想癖がある」

 これらを読む限り、賢明な読者諸君はある人物を思い出すのではないだろうか? そう、現在ロシアに滞在しているエドワード・スノーデン氏である。そこで、CIA情報に詳しい人物にマルチネス氏の話を聞いた。

「マルチネス氏は、元CIAのエージェントだといわれています。彼は小さい頃から、ほぼ毎日家の中でパソコンをいじっていたようなコンピューターオタク。特技は『ハッキング』で、アメリカだけではなく、さまざまな国家の機密情報にハッキングしていたそうです。CIAエージェントとしての彼のミッションは、アメリカの対立国、および仮想敵国に対する情報の入手、国内における反乱者の動向調査、麻薬組織の調査だったそうですが…。日本でいうところの“引きこもり系”の人物で、人間関係をうまく構築することができなかったんしょうね、結局CIAともうまくいかず、揉めた結果危険人物であるとされ、精神病院に入れられたんです。でも、精神病患者ではないので、当然すぐ退院しました。その後、“認めてもらえなかった恨み”を晴らすかのように、自分を高く買ってくれる場所を探し、今回自力で北朝鮮に渡って、自分が持っている情報を北朝鮮に語ったと思われます」

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