UFOに誘拐された男、タイでマフィアにも誘拐される! 超名店「マジックスパイス」オーナー体験談!

■日本に帰る飛行機が墜落の危機に

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下村 目の前で何人も人が浮いて。キャビンアテンダントはみんなパニック状態でした。エンジンはゴーゴー煙を吐いているし、何人かの人は倒れているし、乗客誰もが墜落の恐怖を感じていました。すぐに機長のアナウンスが「皆さん安心して!香港に緊急着陸する!」って何度も叫んだけど、乗客全員すすり泣いて、遺書を書いていましたね。でも、この時私には確信があったんです。「私はバンコクでとんでもない体験をしているんだぞ!こんな所で死んでたまるか! 絶対大丈夫だ!」って。だから、遺書を書いている人に「絶対書くんじゃない!そんなもの書くんじゃない!」と叫んだんです。

 それから暫くして、少し落ち着いて、いよいよ香港に到着した。でも、緊急ルートだからか、普段飛行機から見る光景とは全然違うの。窓のすぐ脇に高層ビルがあってスレスレを飛んでいた。滑走路は赤いランプがたくさん光っていて、消防車、救急車が何台も並んでいたよ。無事に着陸…機内では大歓声があがってね。全員救急車で運ばれて、別室に案内された。

 その時、私は東急の社長の図らいでVIP扱いだったから、すごくいい部屋に案内されたんだけど、もう1人VIP待遇がいて…移民としてブラジルに渡った日本人の70歳を過ぎた日系二世の老人なんだけど、50年ぶりの日本への里帰りだったみたいで。

 それでしばらく休んだ後、我々だけチャーター機で一緒に日本に帰ったの。そこでわかったんだけど、そのおじいちゃんも私と同じく北海道に帰るみたいで。奇遇ですね、という話になって。彼が「今の日本を教えてくれ」って言うから、色々と教えたら、すっかり変わってしまった日本の姿に号泣されてね。北海道、千歳空港に着いたら、「おかえりなさい!」の大きな横断幕と多くの報道陣!「え、私に!?」と感動したのも束の間、そのおじいちゃんに報道陣が集まってたの。有名人だったんですね(笑)。

――ご家族は空港にいらっしゃったんですか?

下村 家族は、私がいつ帰ってくるのかは知らなかったんです。“本当に”帰れるまでは、連絡しない方がいいっていうタイ側の判断ですね。帰ってきたその日、ちょうど娘の小学校の運動会の日だったから、私は空港に着いたその足のまま小学校のグラウンドに行ったわけ。そしたら、まず最初にママが私に気づいて。「うわあああああああ!」って号泣しながら駆け寄って来て、抱き合ってね。娘も私に気づいて「うわああああああ!」って泣いて、息子や両親も 一緒に家族6人で、運動会場で号泣したのは忘れられませんね。周りの人は「娘さん、今回の運動会一体何着だったんだろう?」って思ったみたい (笑)

――「運命のプログラミングは“必死な愛”があれば変えられる」ということですね。

 「アブダクション」「臨死体験」「誘拐」…良いことも悪いことも含めて、とにかくスペシャルな事件に数多く遭遇する下村オーナー。少々スパイスが効き過ぎた人生かもしれないが、味がないよりはあるほうがいい。もしも読者の中に、今の人生に退屈している人がいたら、ぜひ彼の言葉を思い出してほしい。「運命のプログラミングは自分で変えることができる」――これは「マジックスパイス」のオーナーがくれた、魔法の言葉である。
(編集部)

majick0109.jpgマジックスパイスのカレー

■下村 泰山
マジックスパイス」オーナー。初めて「スープカレー」と名付けた後に札幌から下北沢・大阪・名古屋と4店舗を展開 (2014年現)
http://www.magicspice.net/
http://www.meiji.co.jp/foods/magic/

協力:歌人・笹公人/『念力家族』(インフォバーン)

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