『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で描かれた2015年! 現実になった4つのことと…
■残念なのは…
1. ホバーボード
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で印象的なのはこのホバーボードではなかろうか。まさしく宙に浮くスケボーである。ホバーボードは様々な方向に進み、その後タイムトラベルする1955年の道路でも使用できるため路面の影響は関係なさそうだ。しかし水上では使用できず出来ずジェットエンジンを搭載することで水陸両用となる。
現代では米国の「ホバーボード社」が特殊な磁場を発生させたホバーボードを2015年10月に販売予定だが、劇中のような性能を持つにはまだ時間がかかりそうだ。
しかし『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の世界を味わうことが出来るとあって数多くの出資者が集まった。
また「ブロワー」という落ち葉を吹き飛ばす道具を使用して自作しているファンもおり、個人の趣味で楽しむには十分であろう。
2. 自動車は空を飛び渋滞は解消される
劇中の2015年では3万9,999ドル(約476万円)で普通の自動車を飛行自動車に改造することでき、多くの車がスカイウェイを利用するため渋滞は解消される。
地面には「駐車禁止」ならぬ「着陸禁止」の文字も。
また博士の車は生ごみを使用したコンポスト燃料を使用している。現代技術では未だ車が空を飛ぶことはできないが、使用済みの廃油を原料に走行するバイオディーゼル車が開発されているので今後に期待したい。
3. デロリアン・タイムマシンの開発
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の象徴といえば空を飛ぶタイムマシンであろう。博士は1985年に「デロリアンDMC-12」を改造しタイムマシンの開発に成功している。
現代では多くのファンが待ち望んでいるものの未だタイムマシン技術を取得していない。
4. ファックスの普及
劇中ではファックスが一般化されていたが、2000年ごろからファックスよりも家庭のパソコンの普及のほうが上回り、現在の2015年では完全にファックスよりもメールのほうが一般的となっている。これは当時想像していた未来よりも技術が進んでいるといえるだろう。
5. Japanバブル
未来のマーティはテレビ電話で上司の「イトウ・T・フジツウ」氏にクビを宣告されるが、日本語で挨拶するシーンもあり、マーティは日本企業に勤務していたのかもしれない。
1980年代は日本がバブルの全盛期だったため日本企業がそのままの勢いで世界に進出していると想像したのだろう。
しかしバブルは崩壊し、悲しいかな日本経済は低迷しているのが現状である。
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2024.10.02 20:00心霊『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で描かれた2015年! 現実になった4つのことと…のページです。未来、バック・トゥ・ザ・フューチャー、福島沙織などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで