ビッグフットが今度はアメリカに現る?公園を散歩する4体の謎の巨人!
つい先日、ロシア連邦アディゲ共和国の山中にて「イエティ」と呼ばれる雪男が目撃された――。その証拠である不鮮明な画像には賛否両論あったが、地元民や雪男の存在を信じて疑わない人々は大いに盛り上がっているようだ。
そのロシア連邦から海を挟んだアメリカで新たにビッグフットらしき何かが目撃されたと2月6日付の「Sky News」が報じている。
■一体どころの騒ぎじゃない!? ビッグフットの画像を見る!
約1カ月前、「Youtube」にメリー・グリーリーという人物が投稿した映像に映るのは、世界最古の国立公園であるアメリカのイエローストーン国立公園だ。
雪に覆われた公園内を四頭のバイソンと呼ばれる野牛がのそのそと動いている。オールドフェイスフル・ガイザーという名のついた間欠泉から噴出する熱湯が白煙の様に視界を遮るのだが、その画面後方に直立で歩行する何かが見えるのだ。
しかも1体ではなくどうやら4体が一列に移動している姿が見える。そして、木の後ろを通過するも、3体は姿を消し、1体のみが画面左方向へ歩いていく姿が確認できる。現在は複数の映像が投稿されているが、グリーリーさんのビデオは116万回以上再生されている。
イエローストーン国立公園代表のアル・ナッシュ氏はABC放送に対し「ビッグフットの目撃談は頻繁ではないですが確かにあります。人々はこの公園についてあれこれと面白おかしい事を言いますが、ビッグフットもその中の1つです」と冷静に述べている。
そして、注目すべきは2010年にカナダのバンクーバーにて開催された冬季オリンピックのマスコットの1つとしてビッグフットが起用されている事だ。アメリカ先住民が雪男を呼ぶ際に使う「サスクワッチ(Sasquatch)」をイメージした「クワッチ(Quatchi)」という名前までついている。
もしもビッグフットが単なる伝説の生き物だったならば、世界のイベントであるオリンピックにこうして起用されるであろうか。
■科学者たちが遂に動いた!? ビッグフットを捜せ!
こうした未確認生物の目撃情報や画像、映像が報じられる度に「見間違いか悪ふざけだろう」と多くのコメントが寄せられる。しかし一向になくならないビッグフットの目撃談や噂、都市伝説がとうとう科学者たちをも動かしたのだ。
2014年、ついにオックスフォード大学の遺伝学者が率いる調査グループがビッグフットのものだと言われている体毛のDNA検査を行った。残念ながら今回は「ビッグフットの物ではなく、熊か既存の哺乳類の物」という結果に終わったのだが、一流の学者たちが調査に乗り出したことで、伝説のビッグフットは俄然、現実のものに近づいたのではないだろうか。
今回の調査にも参加した、スイスにある動物学博物館の動物学者であるマイケル・サルトーリ氏はビッグフットの映像や存在自体について懐疑的ではあるが「今回の検査結果はビッグフットの存在を証明するものではありませんでしたが、“絶対にいない”と誰が証明できるでしょうか」と述べている。ビッグフット愛好家にとってはこの上なくうれしい言葉に違いない。
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2024.10.02 20:00心霊ビッグフットが今度はアメリカに現る?公園を散歩する4体の謎の巨人!のページです。ビッグフット、イエティ、清水ミロ、雪男などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで