“最悪の連続殺人鬼”チャールズ・マンソン! 53歳年下美女との獄中婚約、意外な真相!
■チャールズの息子が結婚に猛反対
婚約から1カ月後の昨年12月、1967年に行われたカルト乱交パーティーでチャールズに強姦された女性が出産した、現在47歳になる息子、マシュー・ロバーツが『Daily Mail』の取材に応じ、「アフトンは父の金が目当て」だと主張。マシューは、生まれてすぐに養子に出されたが成人してから自分の生物学的な両親が誰なのか調査してところ、産みの母親にたどり着き、チャールズが実の父親だと聞かされたとのこと。悩んだ末に刑務所に居るチャールズと手紙でやり取りをするようになったそうだが、アフトンと、彼女に色々とアドバイスをしている自称チャールズの親友グレイ・ウルフにより、現在はコンタクトがとれない状態だという。
マシューによると、チャールズは「MansonDirect.com」で『ATWA』のCDや、彼が描いた絵画などを販売しており、これがかなり売れているとのこと。アメリカには「サムの息子法」という法律があり、有罪判決を受けた犯罪者がその犯罪についての話をメディアに売って利益を上げることを禁じているが、チャールズの場合、彼のアート作品を売っているので売り上げは彼の資産になるだろうと見られている。とはいえ、チャールズは出所しない限り売上金には手をつけらない。もし、アフトンと結婚した場合、彼女がこの資産を自由に使えるようになり、チャールズが亡くなった場合相続できる可能性は高いというのだ。
■そして婚約破棄に……
アフトンはすでにチャールズと自分のツーショット写真やインタビューをメディアに売りつけているとのことで、結婚式の写真は、「オファーされている7万5000ドル(約890万円)の倍を払うよう、交渉している」とのこと。マシューは、「世間は彼女が10代の頃からチャールズにマインドコントロールされていると信じているが、そんなことはない。彼女の方がしたたかで計算高い」と主張した。
このマシューの声が届いたのか、婚約後、チャールズはいつまで経っても結婚式を挙げようとはせず、2月入り、とうとう結婚許可証の90日間の有効期限が切れてしまった。直後、米大手紙『ニューヨーク・タイムズ』は、チャールズの伝記を執筆するため彼に面会インタビューをしているジャーナリストの話として、「チャールズはアフトンが友人と一緒に、彼の死後、遺体を一般公開して金儲けしようと計画しているのを知り大激怒。結婚を取りやめた」と報じた。
カリフォルニア州の法律では、配偶者の遺体をどう埋葬するかは、残された妻か夫に決定権があるとされており、アフトンはこれを利用としたというのだ。「ばかばかしい計画だ。オレは不死身だからな」と吐き捨てるように言ったチャールズはその後、軽い感染症にかかってしまい、治療のため面会できなくなったとのこと。アフトンは、「事情があって期限内に結婚できなかったけど、結婚は必ずするから」と強気だが、チャールズが「イエス」と言う可能性は低そうだ。
■「純愛」の結末
アフトンだが、2年前からチャールズに「せめて、あなたが亡くなったら一緒になりたい。だから遺体を引き取らせて。書類に私の名前を書いて」と頼んでいたとのこと。チャールズは、明確な答えは出さず、のらりくらりと交わし続けたという。そして、その間、アフトンに頼み色々な物を差し入れさせていたとのことで、どっちもどっちな関係だったようである。
恐らく最初は純粋な気持ちをぶつけ合っていただろうアフトンとチャールズだが、年月が経つにつれ不純な気持ちが芽生えてきたのだろう。アフトンはチャールズの資産や遺体が金になることに目がくらむようになった。悪い男たちと関係を結び、ベッドで悪知恵を教えられたのかもしれない。チャールズはそんな彼女の変化を察しつつ、物運びの便利な女として利用していたのだろう。
メディアは当初、「純愛」だと騒いでいただけに、この結末にはがっかりしたようで小さく報じるのみである。チャールズが次にニュースになるのは死ぬ時だろうと見られているが、果たしてアフトンの関係をすっぱりと断ち切るのだろうか。今後の展開にぜひ、注目したい。
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2024.10.02 20:00心霊“最悪の連続殺人鬼”チャールズ・マンソン! 53歳年下美女との獄中婚約、意外な真相!のページです。カルト、連続殺人鬼などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで