“呪いの人形、世界一美しいミイラ”フジテレビのオカルト番組がすごい!!
■世界一美しいミイラ・少女ロザリア
現在では一部を除いた多くの国ではミイラを作成することが禁止されているが、西暦1500~1800年ごろのイタリア・シチリア島では許されていたようだ。現在でもシチリア島にあるカプチン・フランシスコ修道院の地下室には、当時の衣装のままのミイラ約2000体が壁一面に並ぶようにして安置されている。その中の一体に、ほぼ生きていた当時のままの状態で保存された“世界一美しいミイラ”があるという。
『カスペ!』取材班が実際にカプチン・フランシスコ修道院を訪れると、子どものミイラが一ヵ所に集めて安置されており、可愛らしい服が着せられている。その光景からは、我が子を想う親の気持ちが伝わるが、中でも“世界一美しいミイラ”と呼ばれる少女ロザリアの遺体からは究極の愛情の深さが伝わっている。
90年前、ロザリアはわずか2歳でこの世を去り、「娘の美しさを永遠に残したい」という、父親の依頼を受けた天才遺体保存技師アルフレッド・サラフィアの手によってミイラ化された。アルフレッドの執念の仕事で完成したロザリアのミイラは、ほかの白骨化が進むミイラも多い中、死後90年たった現在でもふっくらとした頬のまま眠るように棺に横たわっている。ウェーブのかかったブロンドの髪やまつ毛も当時のまま残っており、そのあまりの美しさに、スタジオでは驚きと感動の声が上った。
今回、『カスペ!』で放送された映像は世界に無数に存在するミステリーのいくつかに過ぎない。だが、科学が発展した現在においてミステリーやオカルトをひもとくことが、一体どのような意味を持つのか? 視聴者に投げかけることは、とても重要だと思われる。次回の放送予定はまだ未定だが、ぜひ第2弾の放送を期待したい。
(文=近添真琴)
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