【川崎中1事件】態度が酷すぎたから? ネットで出回る犯人画像を使用したテレビ局の思惑
「先輩記者たちはこれまで多くの事件を取材していますが、今回は加害者サイドのカメラに映らない場所での発言などが酷かったようです。被害者のために立ち上がるべきだという怒りの声もあったそうで、一部のテレビ局では、『加害者少年を連れて実況見分が行われる』と聞いた際、上層部に生中継を打診したという話も聞きました」(テレビ局報道記者)
川崎の事件では3月6日に主犯格の少年を河川敷の現場に連れていき、完全な包囲網の中、たしかに実況見分が行われている。マスコミ各社はこの模様をニュースで伝えていたが、生中継というプランにはどんな意味があったのか。
「実況見分では警察関係者がいくら目隠しをしても、現場であちこち動き回るために、隙間から顔が見えることもあります。一瞬であっても生中継で放送した場合には『うっかり顔が映って放送しちゃった』という言い訳が通用すると考えたんだと思います」(テレビ局報道記者)
最終的にこの計画が実行されることはなかったそうだが、このようなプランが出てくることからも報道現場においては“被害者のために自分たちができること”を探しているのが垣間見えてくる。そして、それほどまでに今回の事件は衝撃的だったと言えるのだろう。
少年の実名報道に賛否両論あるのは承知しているが、本来なら義務教育を終えた時点で一人の大人として認められるべきではないだろうか。義務教育を終えても未成熟だと言うのであれば、義務教育とは一体何なのか。義務教育を終えることもなく短い生涯となってしまった中学生の冥福を祈りながら、ひとりの大人として考えていきたい。
(文=吉沢ひかる)
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【川崎中1事件】態度が酷すぎたから? ネットで出回る犯人画像を使用したテレビ局の思惑のページです。週刊新潮、マスコミ、川崎中1殺害事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
UFO・宇宙人最新記事
人気記事ランキング05:35更新
- ・審判の日は10月29日 ―「彗星なら崩壊する」“3I/ATLAS”は偽装した宇宙船?
- ・ついにローマ教皇が「地球外生命体」に言及
- ・地球を守る“シールド”が突破される
- ・実在した吸血鬼 ― 胸に杭を打たれた“ヴァンパイアの墓”と、今も続く恐怖の儀式
- ・ミチオ・カク「タイムトラベルは、もはやエンジニアリングの問題だ」
- ・ピラミッドは“王墓”ではなかった?「経済安定化装置」説
- ・「この世界はシミュレーションだ」と証明する男の危険なメソッド
- ・【伝説の放送事故】“マジシャンが生放送中に死亡”?
- ・神様を“上に置かない”生き方とは? 車のトラブルから人間関係まで… 悟り系霊能師が教える「神界との付き合い方」
- ・人類史上20例、超難病「バーバー・セイ症候群」の女性
- ・審判の日は10月29日 ―「彗星なら崩壊する」“3I/ATLAS”は偽装した宇宙船?
- ・ついにローマ教皇が「地球外生命体」に言及
- ・地球を守る“シールド”が突破される
- ・実在した吸血鬼 ― 胸に杭を打たれた“ヴァンパイアの墓”と、今も続く恐怖の儀式
- ・ミチオ・カク「タイムトラベルは、もはやエンジニアリングの問題だ」
- ・ピラミッドは“王墓”ではなかった?「経済安定化装置」説
- ・「この世界はシミュレーションだ」と証明する男の危険なメソッド
- ・【伝説の放送事故】“マジシャンが生放送中に死亡”?
- ・神様を“上に置かない”生き方とは? 車のトラブルから人間関係まで… 悟り系霊能師が教える「神界との付き合い方」
- ・人類史上20例、超難病「バーバー・セイ症候群」の女性