【衝撃】体内に「超巨大ゆでたまご」!? 20年間頻尿に悩む男!

米国・ワシントンD.C.の大学病院にやって来た男性患者(62)。彼は、20年もの長きにわたり頻尿に悩まされ続けていると訴える。そして泌尿器科のレイチェル・サスマン医師が患者の体内で発見したのは、なんと「ゆでたまご」にも似た謎の物体だった――。今月2日、学術誌『New England Journal of Medicine』で報告された症例が、海外メディアの注目を集めている。
英紙「The Daily Mail」などの報道によると、男性には頻尿以外に特別な症状が現れておらず、当初はサスマン医師にも異常の原因が分からなかった。しかし腹部のCTスキャンによって、たまご型の異物が確認される。これが膀胱を圧迫した結果、頻尿が起きていることは明らかだった。
そして医師たちは、手術によって異物を摘出。縦10cm、横7.5cm、重さ220gもある白い異物の表面は、すべすべした硬いゴムのような手触りだったというのだから、これはまさに「ゆでたまご」と瓜二つではないか!
しかし、人間の体内でゆでたまごが作られることなどあるはずもない。異物の正体とは、何層にも重なった“脂肪の塊”であり、輪切りにしてみると、中心部には石灰化したタンパク質が詰まっていたのだった。これは、結腸の表面に飛び出した脂肪の塊が石灰化したもので、「腹腔内遊離体」(または「腹膜鼠」)などと呼ばれるが、今回のように5cm以上の大きさになるケースは極めて珍しく、医学文献にもほとんど登場しないという。小さいうちは何の自覚症状も現れないが、大きくなるにつれて腸を塞いだり、排尿障害などを引き起こすようだ。
摘出手術後の男性は、頻尿の症状がすっかり改善し、健康を取り戻したと伝えられる。それにしても、なんとなく触ってみたくなるような、奇妙な雰囲気を湛えた異物だ。
(編集部)
参考:「New England Journal of Medicine」、「The Daily Mail」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
- 人気連載
小池百合子のこれまでのスパイ活動を「元小池担当」が徹底暴露! 師匠、愛人、総理、公安、ジャパンハンドラー…ジェームズ斉藤!
【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェー...
- 人気連載
暴力描写が過激ぎて欧米で上映禁止! 壮絶リンチ、耳切り、残酷すぎる人体損壊の名作『続・荒野の用心棒』
――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・天野ミチヒロが、ツッコ...
【衝撃】体内に「超巨大ゆでたまご」!? 20年間頻尿に悩む男!のページです。手術、脂肪、異物、卵、石灰化、頻尿などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで
- 超日本
- 東京五輪で行われる競技は9種類のみ!?IOCの思惑と陰謀!
- 超海外
- 【恐怖】タイガー・ウッズの自動車事故は秘密結社「イルミナティ」の仕業?
- 超科学
- 臨死体験は「脳の酸素不足」ではない! 博士が解説
- 超異次元
- 【閲覧注意・実話怪談】絶対に検索してはいけない苗字「大赤見」
- 芸能
- 井上咲楽の「TENGA」柏木由紀「マンクロコウ」恥ずかしい誤答
- 超刺激
- 13000ボルトの電線に触れた男、「火花と煙」が噴き出して即死
- 超ART
- 過激な描写で各国上映中止『殺しが静かにやって来る』
- インタビュー
- 「人工地震や気象兵器は存在する」元国会議員・浜田和幸が断言!
- イベント
- 現代美術の最前線を2日間で完全解説する前代未聞のイベント開催
- TV
- トカナ配給映画『野良人間』ヤバすぎる予告編解禁!!
- STORE
- Rockin’Jelly Bean×橋本梨菜×TOCANAコラボTシャツ爆誕