『インターステラー』によるとポルターガイスト現象は未来の自分が起こしていた? 理論物理学とサイキック話の接点
~サイキック芸人・キックが、豊富なスピリチュアル・オカルト知識を生かして、最新ニュースを豪快に読み解く、芸人キックの、「第三の目で見るニュース」~
第29回【インターステラ―】
サイキック芸人・キックが最近見て衝撃を受けた映画、それは『インターステラー』だ。2014年11月に日本で公開され、2015年4月8日にはDVD、ブルーレイも発売されたばかりの話題作。理論物理学者のキップ・ソーンが科学コンサルタント兼製作総指揮を務めたことでも注目された。
「いやあ、『インターステラー』はヤバかったですね! 今でも興奮が収まりませんよ! 滅亡寸前の地球を救うため、元エンジニアの男が居住可能な惑星を探しに宇宙へ旅立つ、というストーリーのSF映画です。
ここからは少しネタバレになってしまうので、気になる人は読まないでいただきたいと思うんですが……。
■ポルターガイストは、未来の自分が起こしていた現象だった?
この映画の冒頭では、主人公の男の家で本棚から勝手に本が落ちる、というポルターガイスト現象のような不思議なことが起こります。主人公は、それが何者かによるメッセージであることに気付き、その暗号を解読して、それが指し示している秘密の施設にたどり着くのです。
実は、あとから分かることですが、本棚から本が落ちていたのは、未来の自分が現在の自分にサインを送っていたのです。宇宙に旅立った後の未来の自分が、過去の自分に向けて送ったメッセージだったというわけです。宇宙旅行をしてワームホールを通過している未来の自分は、時間を超えて現在の自分にメッセージを送ることが可能だったのです。
■虫の知らせ
この映画では未来の自分からのメッセージが主題になっていますが、サイキックの世界でもこの手の「虫の知らせ」というのはたまにあります。私のサイキックの師匠である霊能者の秋山眞人さんがよく言っているのは、霊からのメッセージはなかなか伝わりづらいものなのだ、ということ。幽霊というのは、生きている我々に対して、声を張り上げたり動き回ったりして必死でアピールをしようとします。でも、そんな彼らの動きや声は僕たちにはほとんど届きません。せいぜい、ちょっとだけモノが倒れたりする程度。ほとんどの人はそんなことは気にもしませんが、実はそこに重要なメッセージが潜んでいたりするのです。
僕もたまに「虫の知らせ」を感じることがあります。例えば、お金が入ってくる前にはちょっとした小銭を拾うことが多いのです。それを僕は「コインサイン」と呼んでいます。
競艇場に行ったときのことです。競艇場には、自分の予想を売っている予想屋のオジさんというのがいます。何人かいるんですが、彼らをボーッと見ていたら、ふと、1人のオジさんの前で小銭を落とした人がいました。これだ!と思って、すかさずその予想屋の予想通りに舟券を買ったところ、見事に的中してお金を稼ぐことができました。競馬場でも同じようなことをして、10レース中7レースを的中させたこともありますよ。
あと、僕は、一緒に住んでいる後輩芸人とふざけていろいろなあだ名で呼び合っているんです。1つの名前だけだとすぐに飽きてしまうので、時期によってあだ名を変えているんですね。
それで、ちょうど僕たちが「秀吉」と「信長」と呼び合っていた頃に、パチンコ屋に入ったらどこからともなく「秀吉様!」という声が聞こえてきた。何かと思って振り返ると、それは「花の慶次」というパチンコ台でした。これは何かあるなと思って打ったら、見事に勝つことができました。まさに「慶次」に「啓示」を受けたわけです!
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2024.10.02 20:00心霊『インターステラー』によるとポルターガイスト現象は未来の自分が起こしていた? 理論物理学とサイキック話の接点のページです。物理学、サイキック、キック、ラリー遠田などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで