「イスラム国」のヨーロッパ侵攻に関する予言を一挙公開! ローマを滅ぼす日そしてハルマゲドンが…

 前回、ポール・ソロモン氏の恐るべき予言を紹介した。中でも第三次世界大戦に関する以下の予言には戦慄を覚えざるをえない。

「イスラムの人たちが残りの世界に対して立ち上がるだろう」
「テンプル・マウント(Temple Mount)で悲劇が起こり、それをキッカケとしてイスラムの人々が決起し、日本も含めて世界中の国々が戦争に巻き込まれるだろう」

 つまり、来る世界大戦においてイスラム教徒が主要な役割を果たすというのだ。これは予言当時(1991年)の視聴者にはピンと来なかったに違いない。しかし、それから四半世紀後たった現代の我々からすると、決して絵空事で片付けられないものがある。

 周知のとおり、中東は現在、混乱の只中にあるが、その中心にいるのが、今年の1月に湯川遥菜さんと後藤健二さんを残酷な手口で処刑したことでも知られるIS(Islamic State)だ。彼らはキリスト教と欧米世界を極めて敵視していると言われる。

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 右写真は、昨年10月に公開されたISの機関紙「ダビク」の表紙だ。タイトルは「十字軍の失敗」。場所はサン・ピエトロ大聖堂の正面にある広場だ。中心にあるオベリスクには本来、十字架が立つが、代わって黒い旗がひるがえる。ISは以前からカトリックの総本山たるバチカンを征服すると宣言しているが、この表紙はいわばその決意表明であろう。

 一部の欧米メディアは、ISがイスラエルのモサドや米CIAによって作られた“パペット”だと暴露しているが、仮にそうだとしても、かつての「サイクロン作戦」(*80年代、CIAがソ連のアフガニスタン侵攻に対抗するイスラム戦士を支援した工作)のように、いずれは造物主のコントロールを超えてしまう可能性もある。そして当初の思惑とは裏腹に、西洋世界にブローバックしてしまう……そんな気がしてならない。というのも、実は、この種の予言をしているのは何もソロモン氏だけではないからだ。はるか古より、類似の予言をしている人たちがいる。しかも、ビッグネームが、である! 今回はそれらを一挙紹介する!


■イエス・キリストの「IS」予言

 まずはキリスト教の開祖であるイエス自身の予言からだ。これは以前も紹介した。

 弟子たちから「世の終わるときにはどんな徴(しるし)があるのですか」と問われたイエスは次のように答える。

「そのとき、あなたがたは苦しみを受け、殺される。また、わたしの名のために、あなたがたはあらゆる民に憎まれる」(マタイ24・9)

 これは解釈次第とも言えるが、私は、人類の終末が来る少し前に、キリスト教徒に対する大迫害があることを示唆したものだと捉えている。しかも、彼の名および名を冠するものを憎んでいるのは、今のところISなどの狂信者しか見当たらない。

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