鹿児島で大噴火の次は富士山噴火か? ~噴火で起きる首都圏パニック~

関連キーワード:

,

,

鹿児島で大噴火の次は富士山噴火か? ~噴火で起きる首都圏パニック~の画像1画像は「FNNnewsCH」より引用

 鹿児島県の口永良部島が噴火、気象庁は5段階ある噴火警戒レベルのレベル5を発令、危険な状態が続いている。

 昨今は、首都圏でも地震が多い。箱根山の微弱地震は止まらず、国土地理院は箱根山・大涌谷で、およそ直径200mの範囲で最大15センチの隆起を観測したと発表した。浅間山の火山性地震は1日50回を超え、気象庁は明らかに増加していると発表している。

 箱根山は3200年前に大噴火を起こし、山が半分吹き飛んだらしい。現在1400mの箱根山は、かつては3000m級だったらしいのだ。浅間山も噴火すれば被害は甚大だ。関東全域を覆っている関東ローム層の半分は浅間山の火山灰由来なのだ。では残り半分はというと富士山。富士山が噴火した時の灰で、関東平野は埋め尽くされている。

 火山が急に活発化していることから、富士山噴火を心配する人も少なくないだろう。もし富士山が噴火すると何が起きるのか? 

 政府は2015年度予算案に、富士山が噴火した場合の除灰作業指針や降灰対処計画の策定と対応予算として4,400万円を初めて計上している。富士山の噴火が現実問題として浮上している証拠だ。

■富士山噴火の想定被害

 内閣府の富士山ハザードマップ検討委員会が行った噴火の被害想定によると、被害総額は最大で2兆5,000億円。噴石などの直撃で1万3600人の死傷者が出るという。

 富士山の噴火でもっとも懸念されるのが火山灰による被害だ。もちろん溶岩流や火砕流などによる富士山近郊への被害も甚大なものになる。神奈川県や静岡県など隣接県がまとめた防災マップでは、富士山の噴火では季節によって雪が溶岩に溶けて高速で流れ出す融雪型火山泥流や噴石、火山灰で川がせき止められるために起きる洪水なども予想されている。

 しかし首都圏が火山灰により麻痺することは、日本経済に決定的な被害をもたらす。1707年11月23日に起きた宝永噴火では、五合目付近の宝永火口から噴火し、16日間続いたとされる。噴火は1704年に浅間山の噴火、1707年10月に起きた南海・東海地震の後に起きた。富士山から東方向に神奈川、東京を超え、千葉まで火山灰が降り、東京には約2センチの降灰があったという。もし富士山が噴火すれば、同等の被害が起きると思われる。

 防災科学研究所によると、火山灰による健康被害・道路の交通障害など物流に対する影響・給水や電力など生活インフラに対する影響が挙げられる。

 まず健康被害だが、国際火山災害健康リスク評価ネットワークでは、呼吸器系への影響や目や皮膚への刺激を挙げている。

鹿児島で大噴火の次は富士山噴火か? ~噴火で起きる首都圏パニック~のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで

トカナ TOCANA公式チャンネル