古希になるロッド・スチュワートが叫びたくなるほどカッコイイ!
■ロックは死なず!!
現在、世界的にカントリー・ミュージックと融合させている音楽がブームとなりつつある。
英国の男性向け雑誌「MAXIM」で「2015年最もホットな女性100人」の第1位のテイラー・スウィフトもカントリー・ミュージック歌手。彼女はカントリー・ミュージックとポップの融合に成功。アルバムを出せば、必ず400万枚以上は売れるといわれており、現在、最もアルバムが売れる歌手のひとりでもある。
2012年3月にカントリー歌手たちとデュエットアルバム『タスキーギ』を発表したポップ、ソウル、リズム&ブルースのライオネル・リッチー。世界的に大ヒットし、自身最高の初週売り上げ枚数を記録。いまでは欧米諸国、アジア諸国はもちろん、アラブ諸国でも人気が高まっている。
ここ10年間で最もアルバムを売った(21世紀に入ってからでも最大売り上げ)というアデル、今年には発売されるであろうニュー・アルバムでは、カントリー・ミュージックを取り上げていると噂されている。
すでにエアロスミスのフロントマン、スティーヴン・タイラーはすでにカントリー・ミュージックのアルバム制作の発表をしている。発売日は未定だが、現在、ナッシュビル在住の作曲家たちと曲を作っているそうだ。
と、いうわけで、昨今のカントリー・ミュージックと融合した曲を紹介してみたい。
2000年7月発売のデビュー・アルバム『Country Grammar』、2002年6月発売のセカンド・アルバム『Nellyville』と立て続けに、ともに全世界1000万枚以上のセールスを記録しているラッパーのネリー。ヒップホップとカントリー・ミュージックの融合に成功している。
ボブ・ディランとシーコアの共同制作。歌は元フーティー&ザ・ブロウフィッシュ(ライブ重視バンドで、バンド結成から8年目に発表したデビュー・アルバム『Cracked Rear View』は全世界1600万枚のセールス)のダリアス・ラッカー。
元ガールズ(インディーロックバンド。商業的にはいまひとつだが、活動期間5年間に発表した2枚のアルバムは、多くの音楽雑誌、音楽ライターたちから高評価を受けている)のクリストファー・オウエンスのソロ。
2013年、第55回グラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞した、説明不要のマムフォード・アンド・サンズ。U2、ブルース・スプリングスティーン&ジ・E・ストリート・バンドらと肩を並べるスタジアム級モンスターバンドになる日も近い?
最後に、今年最も騒がれているコートニー・バーネット。オーストラリア出身のシンガーソングライターで、多くの音楽雑誌で取り上げられ、今や時の人だ。初期のボブ・ディランを引き合いに出し、大絶賛されている。
カントリー、ソウル、フォーク、グランジ、ジャズ、パンク…あらゆる音楽と融合しながら、まだまだロックは死なず。ボブ・ディランにスタンダードアルバム(5作発表)についてチクリと言われたロッド・スチュワートも、これで面目躍如ではないだろうか?
(文=traveling編集部)
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2024.10.02 20:00心霊古希になるロッド・スチュワートが叫びたくなるほどカッコイイ!のページです。traveling編集部、ロック・ミュージックなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで