【心霊写真】「女が床からぬぅっと姿を現して…」キャンドルを見つめる美女幽霊を館長が激写!=イギリス
イギリス南西部のデヴォン州トーキーにある「トーキー博物館」が、今回の怪奇現象の舞台だ。7月19日に英紙「Mirror」が報じた記事によると、建物は1844年に建てられ、現在ここの4階には「Old Devon Farmhouse Gallery」という19世紀デヴォン州にあった伝統的な農家の実物大レプリカが復元されている。農家に一歩足を踏み入れると暖炉が赤々と燃え、当時の家具や調度品に囲まれ、中には300年以上も前に使われていた椅子もあるのだという。
■「女性が床からぬぅっと姿を現した」
そんな由緒正しい博物館で今年5月、奇怪な事件が起こった。その日は折しも第1回「幽霊探し」イベントの当日。マーケティング部長のスミス氏は、次回以降の宣伝用にと館内を歩き回って写真を撮っていた。そして真夜中、彼は誰もいない農家の居間でもシャッターを切ったのだった。
数週間後、スミス氏は次のイベント準備のため撮影した写真を丁寧にチェックしていた。すると、ある1枚の写真で手が止まった。ぼんやりと、まるで前世紀のドレスをまとったような――。
「写真の真ん中に何かが写っているのに気がつきました。それで、コントラストを調整してみたら、そこには女性の姿がはっきりと映ってたんですよ」(カール・スミス氏)
スタッフに訊ねたところ、撮影中は誰一人として農家には入っていないことが確認された。「驚いたし、怖くもなりました。写真を見ると、ちょうど女性が床からぬぅっと姿を現し、キャンドルの明かりを見つめているように見えるんです」と、スミス氏は青ざめる。
■パラノーマル・アクティビティが絶えない博物館
この博物館では、これまでにも数々のパラノーマル・アクティビティ(超常現象)が目撃されてきた。館内にあるショップの本棚から突然本が落ちてきたり、ブルーのドレスを着たビクトリア朝の女性を目撃したり。しかし、カメラが人物らしきものを捉えたのは今回が初めてだ。
これら一連のミステリーについて、館内に安置されている「古代エジプトから持ち帰った4歳の“少年ミイラの呪い”では?」と、まことしやかに囁かれているが、スミス氏はそうは思わないという。
「ここの展示品は、地元の篤志家たちにより当館に寄贈されたものばかりです。ミイラだけではなく、家具や調度品には人々の想念、人とモノとの繋がり残っています。たぶん、そういったエネルギーのなせるわざなのではないでしょうか」(カール・スミス氏)
博物館の「facebook」には、7月24日開催の第2回「幽霊探し」がレポートされている。参加者の中には動いている時計の無い場所で、時計が時を刻むのを聞いたとか、ミイラの周辺で唸り声や足音を聞いたとか……。死者たちと積極的にお近づきになろうとする人たちの多さには驚かされる。今後も2カ月に1度開催されるらしいので、デヴォン州へ立ち寄る予定のある方は是非参加してみてはいかがだろうか。
(文=佐藤Kay)
参考:「Mirror」、「Daily Mail」ほか
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