「裏モノコレクター」として生きる男、渡辺亮介氏 第4回

性的なものよりも素晴らしい宝物を求めて ― 裏モノコレクター・渡辺亮介、インドへ渡る

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■パチモン(贋作玩具)の魅力

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 渡辺氏は、中国・上海やタイ・バンコク、台湾などでは、「パチモン」といわれる贋作玩具を多数コレクションしている。これらは世間に多く流通しているキャラクターを無認可で製品化しているもの。ターゲットとなっているのは、「ポケットモンスター」「とっとこハム太郎」「ドラえもん」「ドラゴンボール」「機動戦士ガンダム」「サンリオキャラクター系」「ディズニー系」などあらゆるものと言える。それらは、つくりが乱雑で、オリジナルを遠く離れて、独自の味が出てきているものも多数ある。

 渡辺氏はそれらを収集し、2002年「パチモン贋作オモチャ展」として展示を行った。違法的なのものなので、彼の収集は、それらを広く見せることで「このような行為はいかがなものか」と世に啓発する意味合いがあったのかもしれない。

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■インディ・ジョーンズに憧れて

 渡辺氏は、こうした収集旅行をこれからも一生続けていくつもりだという。「自分の老後は、ヨーロッパをまわり、裏モノを狙うのが夢なんです」と氏は語る。

 それは渡辺氏の以下のような憧れに由来している。「僕は、映画の『インディー・ジョーンズ』シリーズが好きなんです。宝物を探して、世界中を冒険するところが憧れ。親子で行動し、性的なものにあまり関心ないところも受け継いでますよ」と言って、氏は子供のような笑顔を見せるのだった。

(取材・文=山辺健史/やまべ・たけし、写真=新納翔)


・第5回は29日16時配信予定

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