「裏モノコレクター」として生きる男、渡辺亮介氏 第4回

性的なものよりも素晴らしい宝物を求めて ― 裏モノコレクター・渡辺亮介、インドへ渡る

【「裏モノコレクター」として生きる男、渡辺亮介氏の生き方に迫るロングインタビュー 第4回/全6回】

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 国内はもとより、「KKK」(白人至上主義団体)やネオナチ、フリーメイソンなど、外国に存在するアンダーグランドな組織のグッズにも収集の幅を広げる「裏モノコレクター」渡辺亮介氏。そのコレクションの中には、実際に海外へ足を運んで購入したものも数多い。特にアジア圏のへの収集旅行が多く、そこで購入したものには、パチモンといわれる贋作玩具(正規に認可を取っていない偽物のおもちゃ)や一時ブームとなったインドのサイ・ババなどの、さまざまなグッズがある。


■サイ・ババグッズを求め、インドヘ

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 いままでに渡辺氏が訪れた国は数多い。1995年頃、返還前の香港に行き、返還後も1度足を運んでいる。また、中国・上海やタイ・バンコク、インドにも来訪。台湾の台北には2度訪れている。その全てに、コレクションの良き理解者である父が同行し、裏モノの購入を手伝っているという。
 
「全部の国で、有名な観光スポットとか名所は行かずに、『なんか怪しいものはないか、パチモンを買おう』とか言ってるんだから、困った旅行ですよね」と渡辺氏は笑う。

 中でも、サイ・ババ(故人/指輪やビブーティ=神聖灰などを思うまま手で物質化できるとされた)のグッズを求めて、2000年頃にインドへ行った時のことを渡辺氏は語ってくれた。

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 訪れたのは、サイババの本拠地バンガロール郊外。「裏モノを買う旅」だと趣旨を話し、個人ガイドをつけた1週間ほどの滞在だった。村に着くと、日本人だということが伝わり、多くの村人が集まってきたようだ。「ネックレスや貴金属を買ってくれ」とせがまれたが、渡辺氏はきっぱりと拒否。その代わり、「サイ・ババグッズを買いに来た。写真、キーホルダーなど色違いも全部買うから並べて下さい」とお願いした。すると、サイ・ババグッズが目の前にずらっと並べられたという。それらをまとめて数千円で購入し、思いを遂げたそうだ。

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 ちなみに、サイ・ババは当時、彼の修行場(アーシュラム)に出向けば、決まったコースを歩くため、会うことも可能とされていたが、渡辺氏はサイ・ババを遠くから見たのみ、だった。理由を問うと、「サイ・ババが本物かどうかは、裏モノとしての価値にはあまり関係ないんです」と言い切った。

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